ライフ

草食系男子が増えるなか、なぜおっさんばかりがモテるのか

若者にはない魅力あり(写真:アフロ)

 何かと肩身は狭くても、内に秘めた情熱と幾度も修羅場をかいくぐってきた経験値は捨てたもんじゃない。コラムニストの石原壮一郎氏が「モテるおっさん」について分析した。

 * * *
 世の中のおっさんに対する風当たりは、ますます強くなっています。しかし、身をかがめて小さくなっている場合ではありません。1月23日、巨人の阿部選手は日焼けした顔で自主トレ地のグアムから帰国し、来月1日からの宮崎キャンプを見据えてこう言いました。「『おっさんでも頑張っているんだぞ』という姿を見せないと若い選手が奮起しない」。

 そう、我々おっさんは、若者のお手本になる義務があります。おっさんバッシングやおっさんハラスメントに負けず、気合いを入れて果敢におっさんパワーを発揮しましょう。言うまでもありませんが、もっとも念入りに発揮したいのは男女関係においてです。

 おっさんとしての自信と勇気を少しでも取り戻すために、「おっさんだから女子にモテると言い切れる5つの理由」を必死で考えてみました。「女子」の年代は、各自のお好みで適当にイメージしてください。

【おっさんだからこそ女子にモテると言い切れる5つの理由】

その1「最初からカッコよさやさわやかさを期待されていない」
その2「多少のわがままや感情の起伏は受け止める度量がある」
その3「女子と話せる嬉しさやありがたさは若者の比ではない」
その4「欠点をいじられてもそれを喜べる機能が備わっている」
その5「失うものはないのでアプローチや口説きに遠慮がない」

 おそらく、おっさんなら思い当たる節があるはず。もしかしたら、今まではこうしたことがコンプレックスや引け目につながっていたかもしれませんが、もう大丈夫です。

●その1「最初からカッコよさやさわやかさを期待されていない」

 期待がなければ、落胆されることもありません。牛丼屋に行って「松阪牛のほうがおいしい」と文句を言う人がいるでしょうか。カッコよくもさわやかでもないし、そのことを誰もがハナから認めてくれているのは、おっさんの特権なのです。

●その2「多少のわがままや感情の起伏は受け止める度量がある」

 おっさんはその長い人生経験の中で、いろいろと理不尽な思いをしてきました。男女関係においても、わがままな要求や突然の怒りをたくさん目の当たりにしています。「そういうもの」という諦めを抱いているのは、おっさんの強みなのです。

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン