【検証3】炒める時間は?
◆1分:ご飯、卵、ねぎ、すべての混ざり方が中途半端で、全体的にまだ生っぽい印象。ご飯の水分も残り気味。
◆2分:ご飯と卵がふっくら。全体がしっかり混ざり合い、ご飯の水分もほどよく抜けた丁度よいタイミング。
◆3分:ご飯は火が通りすぎて、硬くなってしまった。卵やねぎにも焦げが目立ち、炒めすぎのパサパサに。
【結論3】目安は中火で2分。好みで調整を
1人分の分量で具も味つけも超シンプルな場合、まんべんなく火が通る時間の目安は2分。しっとり派なら1分半ほど、パラパラ派なら2分半ほどで調整を。
【検証4】卵はいつ入れる?
◆卵が先
卵を流し入れて固まる前にご飯を上に入れ、混ぜながら炒めた。
↓
卵の存在感あり。パラパラご飯とふわふわの卵、両方が味わえるバランスのよい仕上がり。
◆卵が後
ご飯を入れてから卵をかけ、全体に行き渡るよう混ぜ合わせた。
↓
卵に一気に火が入らないため、ふわっとはならないが、ご飯に卵がコーティングされ、しっとり。
◆卵かけご飯
炒める前にご飯と卵を混ぜ合わせた卵ご飯を作り、炒めた。
↓
最もパラパラで、香ばしく仕上がった。卵の風味が強く、味も卵かけご飯に近い。
【結論4】王道の旨さは“卵が先”
炒り卵とパラパラご飯の両方が味わえるのは、卵が先。ご飯に絡ませてしっとりさせたいときは卵を後から入れご飯に馴染ませる。卵味&パラパラ強めが好きな人は卵かけご飯を。
【とりあえずの結論】
◆失敗知らずの王道派は…
・炊き立てご飯
・卵は先に入れる
・木べらを使用
・中火で2分
◆パラパラ派は…
・冷凍ご飯をレンチン
・卵は先に入れる
・お玉で焼きつける
・中火で2~2分半
または…
・卵かけご飯を菜箸で炒める
◆しっとり派
・炊き立てご飯
・卵は後から入れる
・中火で1分半~2分
※女性セブン2018年2月8日号