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2018.01.31 07:00  NEWSポストセブン

自宅マンションはいくらで売れるのか 評価サイトの落とし穴

(1)マンションレビュー https://www.mansion-review.jp/
(2)イエシル https://www.ieshil.com/
(3)マンションバリュー https://mansionvalue.jp/
(4)家いくら https://www.ieikura.com/

 以上の4サイトは私が試した限り、メールアドレス以上の個人情報を入力する必要がない。必要ならば、メールアドレスもヤフーやグーグルのフリーアドレスを使えばいいだろう。私の場合、これらのサイトに登録してあるメールアドレスに対して、不必要な連絡が来ている様子は今のところ確認できない。

 若干解説してみよう。まず、「マンションレビュー」はおそらく既存マンションのカバー率では最強かと思われる。全国に約630万戸あると言われている分譲マンションのほぼすべてを網羅している。さらに過去の売り出し事例が出ているので、およそ自分の住戸がいくらなのかを推測することができる。

「イエシル」と「家いくら」は、各住戸別の評価額まで出てくる。「○○○○号室」という自宅の部屋番号で評価額を知ることができるので、かなりリアルだ。

 ただ、その評価システムの完成度は、まだ無条件に信頼できるレベルではない。時に「それはないだろう」という評価を出してくる場合もある。しかも、既存マンションのカバー率はさほど高くない。地方の物件や築年数が古いマンションは「登録されていない」というケースもあるようだ。

「マンションバリュー」はマンションの現在価値や値上がり、値下がり率が掲載されている。また、「マンションレビュー」や「マンションコミュニティ」と提携しているようで、マンション偏差値や掲示板も確認できる。

 現在、こういう評価サイトは急速な進化の過程にある。また、ここに取り上げた以外にも新たなサイトが次々に生まれている。

 注意すべきは、そこから「一括評価サイト」への誘導が図られていたり、仲介会社へ個人の連絡先を知らせるような仕組みになっていたりするケースが多いことだ。

 本当に売却を考えているのなら、仲介会社を選定しなければいけないので「一括評価」サイトを利用するのもひとつの方法だ。しかし「自分のマンションの価格が知りたい」という軽い気持ちだけなら、メールアドレス以外に連絡先を打ちこむのは避けたほうがいいだろう。

 不動産の世界はエンドさんと業者間の「情報の非対称性」が強いとされている。業者はレインズで情報武装しているが、エンドはそこに近づけない、というシステム的な構造が大きな原因だ。

 しかし、こういう「評価サイト」が次々と登場してエンドさんの使い勝手が高まることで、非対称性の垣根がどんどん低くなっている。これはエンドさん側にとっては好ましい変化だと思う。ただ、上手に利用しないと仲介業者側からの猛烈な営業攻勢にさらされることになる。

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