芸能

NHK桑子真帆アナに密着 憧れの人、仕事と家庭の両立を聞いた

NHK桑子真帆アナの素顔にフォーカス

 子供番組『ワラッチャオ!』の初代お姉さんで見せた姿は、なんとも楽しげで、親子の両方を魅きつけたNHKの桑子真帆アナウンサー(30才)。そして今や、『ニュースウオッチ9』キャスター、『紅白歌合戦』総合司会、さらには2月開幕の平昌五輪開会式現地キャスター就任と、30才にしてNHKの顔に成長した。昨年5月にはフジテレビの谷岡慎一アナウンサー(30才)と結婚し、公私ともに輝きを増している。

「毎日が楽しいし、充実しています。ただ、きちんと仕事と家庭のバランスが取れているのかと言われると、みなさん、どうやって両立させているのかお聞きしたいほどです(苦笑)。結婚して家庭を持っただけでいっぱいいっぱいなのに、さらに子供ができて、それでも仕事を続けている姿は、今の自分には全然想像できません。秘訣があるなら教えてほしいです」(桑子アナ、以下「」内同)

 仕事のパフォーマンスは下げたくない。でも、家庭も充実させたい──現代の女性らしい悩みを、はにかみながら、明るく語る桑子アナ。『ニュースウオッチ9』でも、この明るさとフットワークの軽さ、そうありながらも、ニュースと真摯に向き合う誠実さがテレビ越しに伝わってくる。

「いろいろな立場の人がニュースを見ることを意識して、私が発する一言で傷つく人が1人でもいないように、ちょっと思いを巡らせてから言葉を発しようと心がけています。キャスターをやるにあたって、私のテーマは“向き合う”こと。そもそもNHKに入ったのも、小学生のとき、『クローズアップ現代』の国谷裕子キャスターに憧れて、人やテーマときちんと向き合う国谷さんのような女性になりたいと思ったからなんです」

『ニュースウオッチ9』では、名立たる著名人へのインタビューにも挑戦している。

「思い出すのは、石田えりさんの“ちょっとがんばる”という言葉。“一生懸命”じゃなく、“ちょっと”というのが、救いの手が差し伸べられた感じがして。背中を押されました」

 有馬嘉男キャスターと支え合いながらの『ニュースウオッチ9』生放送では、失敗に落ち込んだり、反省することも少なくないという。

「特効薬は、おいしいものを食べて寝ること。浅い傷ならそれで回復できますから。明日がんばろうって、気持ちを切り替えます」

 たくましく、愛されるそのキャラクターで、来たる平昌の熱狂も、明るく届けてくれるだろう。

──番組で慌てたことは?

「有馬さんが本番1分前になってもスタジオに来なかった時。自分のペースをしっかり持っているかたで、そこが頼りがいあるところなのですが、この時だけは本気で焦りました(笑い)」

──得意なスポーツは?

「子供の頃は家族でバドミントンやテニスをしていましたが、今は…。実はスポーツより、音楽派です」

──エネルギー源は?

「最初に配属された長野のおやきです! 冷蔵庫にストックしてあって、毎日食べています」

撮影/田中智久

※女性セブン2018年2月15日号

関連記事

トピックス

モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁/時事通信)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト