浅草橋の「秀じい」もシャンシャン仕立てに
◆御徒町に「パンダの門」が出現
まずは上野動物園のすぐ近くにある宝くじ御徒町駅前センター(東京・台東区)。2012年の年末ジャンボでは6億円の1等前後賞を出し、高額当せん店として知られる。昨年の年末ジャンボプチでも1等700万円が2本。「開運招福処」の看板の下に小さな祠を祀り、ツキを呼び寄せている。
「バレンタインジャンボの発売期間中はこの祠にパンダをデザインした赤い門を設置し、“シャンシャン仕様”となります。宝くじを購入したら門をくぐり、“開運パンダ鈴”をシャンシャンと鳴らし、運気を高めてください。販売員もパンダ帽をかぶって幸運招来のお手伝いをします」(中野徳治店長)
◆浅草橋の「秀じい」もパンダ仕様に!?
同じ台東区にある浅草橋東口駅前売場も注目。JR総武線・浅草橋駅東口にある売り場には、小さなボックスが3つ並んでいる。
「左端のボックスは宝くじファンの間で『宝くじの七福爺』と呼ばれる現役最年長販売員の秀じい(森秀夫さん。87歳)がいることで知られ、ジャンボの発売期間中、秀じいの窓口はいつも長蛇の列ができます」(山口氏)
秀じいの窓口では昨年の年末ジャンボで2年連続となる2等1000万円、ドリームジャンボでも2等1000万円、さらに2016年のサマージャンボでは1等前後賞の7億円を出している。高額当せん額は20年間で40億円を超える。
「どうすれば福を招けるか常に考えていて、バレンタインジャンボの発売期間中は秀じいがパンダのかぶり物をして販売します。売り場には高額当せんしたお客様からお礼にいただいた鈴がいくつかあり、秀じいが宝くじをこの鈴にこすってお渡ししています」(森正生店長)