収まらないのが、死亡した中学生の父母で、「息子はバイクを運転しているときは絶対酒は飲まないようにしていた。一緒にいた友人が飲ませたのに違いない」などと主張。まず、後部座席に乗った中学生の父母を相手取って、損害賠償などで60万元を請求する裁判を起こしたところ、相手側の父母は賠償に応じて、60万元支払ったという。
その後、今年3月、原告側の父母は他の6人の中学生の父母を相手取って、損害賠償のほか、子供の治療費や葬儀費用など計30万元(1人当たり5万元)の支払いを求めて、裁判を起こしている。
これについて、ネット上では「子供を失った気持ちは分かるが、他の子どもたちに責任を転嫁しているのではないか。未成年で酒を飲ませないとか、運転をさせないとの教育をすべきではなかったのか。他の家族に損害賠償を求めるのは身勝手だ」などの声も寄せられている。