ライフ

初めてのED治療 どんなクリニックを選べば良い?

クリニックの選び方を解説(イースト駅前クリニック新橋院)

 ED治療薬を処方する専門クリニックに足を運んでみると、その多くは都市部の駅前繁華街という立地にある。東京・新橋SL広場から歩いて1分の場所にあるのが「イースト駅前クリニック新橋院」だ。加藤淳院長はこういう。

「当院は駅に近いため、地方から出張で東京に来たサラリーマンが帰りがけに来院されることも多い。まだ地方にED専門治療クリニックが少ないこともありますが、繁華街の人混みに紛れてしまえば人目に神経質にならなくて済む、とメリットを感じていただいているようです」

 同院は内科、睡眠専門外来、消化器肛門科などが入る10階建て医療系雑居のビルの地下1階にある。入り口からビルに足を踏み入れるだけなら、どの階が“目的地”なのか、周りに悟られることはない。今回、訪れたのは会社帰りのサラリーマンが行き交う夕方だったので、より人目を気にせずに済んだ。

 インターネットで「ED治療」と検索すると、数多くのクリニックがヒットする。初めての人はどのような基準で選んだらいいのか。大阪梅田紳士クリニック院長の平山尚氏はこうアドバイスする。

「バイアグラなどの普及でこの10年でEDクリニックは急増しています。適切な服薬をすれば副作用も少なく安心できるものですが、偽造薬だと疑われる薬を処方するクリニックも存在する。『(他院の)処方薬を飲んだら気分が悪くなった』と相談が寄せられることもあります。

 医療としての信頼性を求めるならば、専門の泌尿器科医がいる医院を選ぶのがいいと思います。ホームページや看板で掲げられている資格を見てください。学会で認められているのは『泌尿器科専門医』か、さらに専門性を高めた医師は『性機能専門医』です。『ED専門医』と掲げる医師もいますが、そのような資格はありません」

※週刊ポスト2018年5月18日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

安福久美子容疑者(69)の学生時代
《被害者夫と容疑者の同級生を取材》「色恋なんてする雰囲気じゃ…」“名古屋・26年前の主婦殺人事件”の既婚者子持ち・安福久美子容疑者の不可解な動機とは
NEWSポストセブン
ブラジルにある大学の法学部に通うアナ・パウラ・ヴェローゾ・フェルナンデス(Xより)
《ブラジルが震撼した女子大生シリアルキラー》サンドイッチ、コーヒー、ケーキ、煮込み料理、ミルクシェーク…5か月で4人を毒殺した狡猾な手口、殺人依頼の隠語は“卒業論文”
NEWSポストセブン
9月6日に成年式を迎え、成年皇族としての公務を本格的に開始した秋篠宮家の長男・悠仁さま(時事通信フォト)
スマッシュ「球速200キロ超え」も!? 悠仁さまと同じバドミントンサークルの学生が「球が速くなっていて驚いた」と証言
週刊ポスト
ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
《顔出し解禁の愛娘は人気ドラマ出演女優》59歳の小谷実可子が見せた白水着の筋肉美、「生涯現役」の元メダリストが描く親子の夢
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン
マイキー・マディソン(26)(時事通信フォト)
「スタイリストはクビにならないの?」米女優マイキー・マディソン(26)の“ほぼ裸ドレス”が物議…背景に“ボディ・ポジティブ”な考え方
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
《かつてのクマとはまったく違う…》「アーバン熊」は肉食に進化した“新世代の熊”、「狩りが苦手で主食は木の実や樹木」な熊を変えた「熊撃ち禁止令」とは
NEWSポストセブン
アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン