ライフ

【法律相談】傷ついたムクドリを保護 飼い続けると違法?

野鳥は飼っても良い?

 傷ついた動物を見つけ、それを保護するのは尊い行為だが、保護した野鳥はそのまま飼育し続けても良いのだろうか? 弁護士の竹下正己氏が回答する。

【相談】
 モト冬樹さんが、すずめを保護し、飼育しているのが判明して東京都から違法であるとの指導を受けたようです。実は私も傷を負った野生のムクドリの稚鳥を飼っています。いくら違法だと指摘されても、ムクドリ一羽を飼育したぐらいで生態系が崩れるとは思えませんが、飼い続けると法で罰せられますか。

【回答】
 鳥獣保護法が動物の保護や管理、狩猟の適正化について規定しています。この法律の「鳥獣」とは鳥類又は、ほ乳類に属する野生動物です。野生のムクドリは鳥獣保護法の「鳥獣」になり、その中でも狩猟できる種類の鳥です。

 鳥獣保護法8条は鳥獣の捕獲、卵の採取、これらの損傷を禁じています。ただし、例外があり、学術研究の目的、鳥獣の保護又は管理の目的(個別の動物の保護や管理ではなく、生態系全体の保護や管理のことです)、動物園などでの展示、愛玩のための飼養、伝統的な祭礼行事等への利用などで捕獲等をすることの許可を得た場合の他、鳥獣保護区域や休猟区以外の狩猟可能区域で、法に定める方法で行なう狩猟もできます。

 また、農業や林業をする上で、やむを得ないモグラやネズミの捕獲等が許可なくできます。こうした例外に当たらない鳥獣の捕獲は鳥獣保護法違反として、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金で処罰されます。

関連キーワード

関連記事

トピックス

違法賭博胴元・ボウヤーが激白した「水原と大谷、本当の関係」
《大谷から26億円送金》「ヘイ、イッペイ。翔平が前を歩いてるぜ」“違法賭博の胴元”ボウヤーが明かした「脅しの真相」、水原から伝えられていた“相棒の素顔”
NEWSポストセブン
2022年にHKT48を卒業した松本日向
【ボートレース全国24場を踏破】元HKT48・松本日向が語る「趣味→仕事」の楽しさ「負けすぎて『ギャラないじゃん!』ってことも」
NEWSポストセブン
大谷の口座から26億円を受け取った胴元・ボウヤーが独占取材に応じた(Aflo)
《独占スクープ》大谷翔平の26億円を騙し取った“違法賭博の胴元”が告白!「水原一平、エンゼルスとの本当の関係」【蜜月ポーカー写真の存在】
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚することがわかった
《父・水谷豊は1人娘の背中をそっと押して》女優・趣里と三山凌輝、結婚発表の直前まで続いていた母・伊藤蘭との「家族会議」
NEWSポストセブン
比例でトップ当選を果たした石井章氏に浮上した“税金還流疑惑”(写真/共同通信社)
秘書給与不正受給疑惑の石井章・参院議員 2022年には“ファミリー企業”や“幽霊会社”への税金還流疑惑も
NEWSポストセブン
今年もMVPの最有力候補とされる大谷翔平(写真/Getty Images) 
《混迷深まるハワイ別荘訴訟》「大谷翔平は購入していない」疑惑浮上でセレブ購入者の悲痛、“大谷ブランド”を利用したビジネスに見え隠れする辣腕代理人の影
女性セブン
志穂美悦子との別居が報じられた長渕剛
《長渕剛・志穂美悦子についに別居報道》過去の熱愛スキャンダルの時も最後に帰った7億円豪邸“キャプテン・オブ・ザ・シップ御殿”…かつては冨永愛が訪問も
NEWSポストセブン
学校は誠実な姿を生徒たちに見せることができるだろうか(HPより)
《ゴルフの名門・沖学園高等学校で複数の暴力事案が発覚》激怒した寮長の投げた金属製コップが生徒の目元に直撃…流血で数針縫うケガ
NEWSポストセブン
死因は上半身などを複数回刺されたことによる失血死だった(時事通信フォト)
《神戸女性刺殺》谷本将志容疑者が被っていた「実直で優秀」という“仮面” 元勤務先社長は「現場をまとめるリーダーになってほしかったくらい」と証言
週刊ポスト
「部員は家族」と語ってきた中井哲之監督だが…(時事通信フォト)
“謝罪なし対応”の広陵高校野球部、推薦で入学予定だった有力選手たちが進路変更で大流出の危機 保護者は「力のある同級生が広陵への進学をやめると聞き、うちも…」
週刊ポスト
還暦を過ぎて息子が誕生した船越英一郎
《ベビーカーで3ショットのパパ姿》船越英一郎の再婚相手・23歳年下の松下萌子が1歳の子ども授かるも「指輪も見せず結婚に沈黙貫いた事情」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 大谷翔平「賭博トラブル」の胴元が独占告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 大谷翔平「賭博トラブル」の胴元が独占告白ほか
NEWSポストセブン