【水素水(★なし)】
ダイエットに血液サラサラ、さらには生活習慣病やがんの予防・治療にまで効果があると喧伝された「水素水」は一大ブームを巻き起こした。2007年に日本医科大学の太田成男教授が科学雑誌『ネイチャー・メディシン』電子版に発表した論文がきっかけとされる。
だが、水素が溶け込んだ水である「水素水」に科学的な定義はなく、昨年3月には消費者庁が「水素水のダイエット効果には合理的な根拠がない」として販売業者3社に景品表示法違反での処分を下した。
岡田医師は、「抗酸化作用を期待するなら、果物を食べるほうが良い」とした。
【ノーパン健康法(★★★)】
寝るときなどに、パンツを穿かず、ゴムが体を締め付けないのでリラックスできるという健康法。
「ゴムによる締め付けでリンパの流れが悪くなることがあるので、一定の効果があると言えます。これはベルトなどでも同じことが言える。また、湿気で蒸れることも少なくなるので、皮膚病予防にもなるでしょう」(秋津医院院長の秋津壽男医師)