「保育園を選ぶ際に最も大切にしてほしいのは、保護者の“五感”です。実際に足を運び、園を見学して、どんな風に子供たちに声掛けしたり、対応しているのか、子供たちの表情はどうか、整理整頓がなされ清潔感はあるか、異臭はしないかなど、チェックすることが重要です」

 一見子供たちが楽しそうにはしゃいでいても、その声が大きすぎたり、落ち着きがない傾向が見られたら注意が必要だ。

「子供たちが元気いっぱいなのは良いことですが、保育士がきちんと見守り、必要なときは統制がとれる状態になっているかも合わせて見てみましょう。それができていない園ではケガや事故のリスクが高まります」(長岡氏)

 また、運営している法人が急激に園数を増やしている新興の園では経験の浅い保育士の比率が高まり、危険予知ができる体制が弱い場合がある。

「見学の際に、保育士の人数だけではなく、年齢構成のバランスなどもチェックしておくと良いです。また、保育園は園長の力が強く、意向が反映されやすい。園長が子供たちや職員に、どんな態度を取っているかもしっかり確認しましょう」(長岡氏)

※女性セブン2018年5月24日号

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