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2018.05.17 16:00 週刊ポスト
キャシー中島 最愛の夫に見られているとお腹引っ込める

近年はハワイアンキルトでも有名なキャシー中島
グラビア写真界の第一人者、渡辺達生氏(69)が“人生最期の写真を笑顔で撮ろう”とのコンセプトで立ち上げた『寿影』プロジェクト。渡辺氏は、自然な笑顔を引き出すべく、撮影する人に「一品」を持ってきてもらって、それにまつわるエピソードを聞きながら撮影する。
タレントのキャシー中島さん(66)が持ってきたのは、結婚30年の記念に夫・勝野洋氏に贈った「うたた寝用キルト」だ。
パッチワークキルトに魅了され、今や日本のハワイアンキルトの第一人者。結婚30年の記念に夫・勝野洋に贈った「うたた寝キルト」は制作期間およそ1年。共に俳優である夫と息子をイメージした2頭の馬の周囲に、輝き続けることを願って星をデザインした愛情溢れる秀作だ。
「一針一針、縫い進める時間の流れは穏やかで、私にとっては癒しのひととき。夫は自分のために時間を費やしてくれたことがうれしいと喜んでくれました」
作品制作、キルト教室での指導、テレビ出演など多忙な日々を過ごすが、近頃終活も頭をよぎる。「今でも“勝野さんに見られている!”と気づくとキュッとお腹を引っ込める」というほど、最愛の夫と過ごす時間を最も大切にしている。夫婦ふたりきりで行く海外旅行も増えた。「日本を離れて過ごす時間はとても貴重で、今後の人生についても熱く語り合います。いつまでも旅ができるよう、今は“元気でいようね”が合言葉です」
【プロフィール】きゃしー・なかじま/1952年、ハワイ・マウイ島生まれ。1969年にモデルデビュー。1979年、俳優・勝野洋と結婚。ハワイアンキルト作家としても活躍し著書多数。原案を担った舞台『すなっく ラ・ボエーム』が5月15日より東京・俳優座劇場にて上演。
◆撮影/渡辺達生、取材・文/スペース リーブ
◆小学館が運営する『サライ写真館』では、写真家・渡辺達生氏があなたを撮影します。詳細は公式サイトhttps://serai.jp/seraiphoto/まで。
※週刊ポスト2018年5月25日号
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