芸能

山口達也 本格治療のためメンタルに力を入れる病院に転院

今回の入院は少なくとも1~2か月ほどかかると言われてイル

 リーダーの城島茂(47才)は福島を訪れ、米作りを手伝う農家の人々に涙ながらに謝罪。国分太一(43才)はロケを継続するかどうかの打ち合わせで苦渋の表情を見せた。長瀬智也(39才)は「(ロケ企画が)終わったら一緒に泣くぞ」と意気消沈するスタッフに呼びかけた──。

 5月13日、事件後、初めて放送された『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)。松岡昌宏(41才)の姿は過去の収録映像でしか流れなかったが、「4人」体制に変わったTOKIOがロケに臨む様子が放送された。

 視聴率は20.8%。直近4回の平均視聴率が15.2%だっただけに、いかに世間の注目度が高かったかがわかる。メンバーが苦悩し一歩一歩前に進もうとしている姿が映された中、元メンバーの山口達也(46才)も闘病を続けている。

 現在、山口は関東にある病院に入院している。この入院は少なくとも1~2か月ほどかかると見られている。

 事件発覚直後、山口はある隠れ家的なVIP病院に緊急入院していた。100平方メートル近くある病室は、応接セットや冷蔵庫、ミニキッチンまでつき、まるで五つ星ホテルのスイートルームのよう。しかしつい最近、本格的な治療のため転院したという。

「転院先はメンタルクリニックに力を入れる病院で、豊かな自然環境のなかで最新の専門医療を受けられます。今は両親や兄弟が病室に通って山口さんの治療をサポートしているようです」(山口の知人)

 自身が司会を務める『Rの法則』(NHK Eテレ)で知り合った女子高生を自宅に呼び出し、強引にキスを迫ったことを発端とするこの騒動。アルコール依存症を疑う声もあがったが、山口は長く躁鬱病と闘ってきたという。

「山口さんは5年以上前から躁鬱に苦しみ、入院したこともありました。今回の事件も、躁鬱病で山口さんの精神が不安定だったことが要因です」(前出・山口の知人)

 躁鬱病の正式名は「双極性障害」。気分がコロコロと変わる人を指したり、「鬱病の一種」といわれたりするが、誤解の多い病気だ。精神科医の和田秀樹さんは、「躁鬱病は、鬱病とは明確に区別する必要があります」と指摘する。

「もともと2つは同じ病気とみなされていました。しかし、2013年にできた診断基準で、鬱病と躁鬱病は違う病気と分類されることになりました。躁鬱病は、憂鬱で無気力な『鬱状態』と、気分が晴れてハイテンションな『躁状態』を繰り返すことは知られていますが、単にアップダウンの激しい人を指すわけではなく、明確に病的な状態なんです」

 両極端な“病状”の中でも、より深刻なのは「躁状態」だと語るのは精神科医の片田珠美さんだ。

「躁状態になると衝動や感情を抑えにくくなる『脱抑制』の状態になり、暴力的になったり、性欲が高まったりします。山口さんは躁状態に加え、アルコールによる“ダブル脱抑制”でブレーキのきかない状態だったと考えられます。躁鬱病は、通常の鬱病と比べても、自殺率や再発率の高さも大きな問題です」

※女性セブン2018年5月31日号

関連記事

トピックス

詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
《学歴詐称疑惑の田久保眞紀・伊東市長》東洋大卒記者が卒業証明書を取ってみると…「ものの30分で受け取れた」「代理人でも申請可能」
NEWSポストセブン
オンカジ問題に揺れるフジ(時事通信)。右は鈴木善貴容疑者のSNSより
《フジテレビに蔓延するオンカジ問題》「死ぬ、というかもう死んでる」1億円以上をベットした敏腕プロデューサー逮捕で関係する局員らが戦々恐々 「SNS全削除」の社員も
NEWSポストセブン
キャンパスライフを楽しむ悠仁さま(時事通信フォト)
《新歓では「ほうれん草ゲーム」にノリノリ》悠仁さま“サークル掛け持ち”のキャンパスライフ サークル側は「悠仁さま抜きのLINEグループ」などで配慮
週刊ポスト
70歳の誕生日を迎えた明石家さんま
《一時は「声が出てない」「聞き取れない」》明石家さんま、70歳の誕生日に3時間特番が放送 “限界説”はどこへ?今なお求められる背景
NEWSポストセブン
一家の大黒柱として弟2人を支えてきた横山裕
「3人そろって隠れ家寿司屋に…」SUPER EIGHT・横山裕、取材班が目撃した“兄弟愛” と“一家の大黒柱”エピソード「弟の大学費用も全部出した」
NEWSポストセブン
イスラエルとイランの紛争には最新兵器も(写真=AP/AFLO)
イスラエルとの紛争で注目されるイランのドローン技術 これまでの軍事の常識が通用しない“ゲームチェンジャー”と言われる航空機タイプの無人機も
週刊ポスト
ノーヘルで自転車を立ち漕ぎする悠仁さま
《立ち漕ぎで疾走》キャンパスで悠仁さまが“ノーヘル自転車運転” 目撃者は「すぐ後ろからSPたちが自転車で追いかける姿が新鮮でした」
週刊ポスト
無期限の活動休止を発表した国分太一
「こんなロケ弁なんて食べられない」『男子ごはん』出演の国分太一、現場スタッフに伝えた“プロ意識”…若手はヒソヒソ声で「今日の太一さんの機嫌はどう?」
NEWSポストセブン
9月に成年式を控える悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《模擬店では「ベビー核テラ」を販売》「悠仁さまを話題作りの道具にしてはいけない!」筑波大の学園祭で巻き起こった“議論”と“ご学友たちの思いやり”
NEWSポストセブン
1993年、第19代クラリオンガールを務めた立河宜子さん
《芸能界を離れて24年ぶりのインタビュー》人気番組『ワンダフル』MCの元タレント立河宜子が明かした現在の仕事、離婚を経て「1日を楽しんで生きていこう」4度の手術を乗り越えた“人生の分岐点”
NEWSポストセブン
元KAT-TUNの亀梨和也との関係でも注目される田中みな実
《亀梨和也との交際の行方は…》田中みな実(38)が美脚パンツスタイルで“高級スーパー爆買い”の昼下がり 「紙袋3袋の食材」は誰と?
NEWSポストセブン
カトパンこと加藤綾子アナ
《慶應卒イケメン2代目の会社で“陳列を強制”か》加藤綾子アナ『ロピア』社長夫人として2年半ぶりテレビ復帰明けで“思わぬ逆風”
NEWSポストセブン