国際情報

韓国で空前のマッスル・ブーム 芸能人の登竜門にもなる

キレッキレの美女が集合(YouTube、2017年のマッスルマニアより)

 日本人のイメージする“ボディビル”を覆す筋肉美がそこにあった。

 4月27~28日、韓国・ソウル市の建国大学キャンパス内で、「2018 MAXQ マッスルマニア オリエンタル・チャンピオンシップ」が行なわれた。参加者は男女合わせて約200人。女優、タレントの卵から大学講師、医師に至るまで多種多様な人々が筋肉美を競い、“大会の華”と称されるミズ・ビキニ部門では、現役女子大生のキム・クネがグランプリに輝いた。韓国カルチャー情報を発信するWEBサイト『S-KOREA』編集長の慎武宏氏が話す。

「現在、韓国では空前の“マッスル・ブーム”が巻き起こっており、肉体美を競う大会が大小合わせて月に10以上行なわれています。その中で最も注目を集めているのが『マッスルマニア』です。極端なボディビルではなく、テレビや映画に出演しても見栄えのよい“ハリウッド・ボディ”を目指し、審査では顔などのビジュアルも重視されるのが特徴です」

 同大会は1991年にアメリカでスタートしたが、韓国では近年話題になり始めたばかり。2011年の世界大会で東洋人初のベスト5に入ったユ・スンオクが2015年に韓国のバラエティ番組に出演すると、“奇跡のDカップ女神ボディ”と呼ばれ、人気タレントになった。

 以降、「マッスルマニア」は芸能界の登竜門として認知される。2017年には、産業デザイナーだったイ・ヨンファがファッションモデル部門でグランプリに選ばれると、韓国版『プレイボーイ』の創刊号でカバーガールを務め、今年2月には日本テレビ系の『人生が変わる1分間の深イイ話』にも出演。一気にスターにのし上がっている。

関連記事

トピックス

STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
水原一平容疑者は現在どこにいるのだろうか(時事通信フォト)
大谷翔平に“口裏合わせ”懇願で水原一平容疑者への同情論は消滅 それでもくすぶるネットの「大谷批判」の根拠
NEWSポストセブン
大久保佳代子 都内一等地に1億5000万円近くのマンション購入、同居相手は誰か 本人は「50才になってからモテてる」と実感
大久保佳代子 都内一等地に1億5000万円近くのマンション購入、同居相手は誰か 本人は「50才になってからモテてる」と実感
女性セブン
宗田理先生
《『ぼくらの七日間戦争』宗田理さん95歳死去》10日前、最期のインタビューで語っていたこと「戦争反対」の信念
NEWSポストセブン
焼損遺体遺棄を受けて、栃木県警の捜査一課が捜査を進めている
「両手には結束バンド、顔には粘着テープが……」「電波も届かない山奥」栃木県・全身焼損死体遺棄 第一発見者は「マネキンのようなものが燃えている」
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
ムキムキボディを披露した藤澤五月(Xより)
《ムキムキ筋肉美に思わぬ誤算》グラビア依頼殺到のロコ・ソラーレ藤澤五月選手「すべてお断り」の決断背景
NEWSポストセブン
(写真/時事通信フォト)
大谷翔平はプライベートな通信記録まで捜査当局に調べられたか 水原一平容疑者の“あまりにも罪深い”裏切り行為
NEWSポストセブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
眞子さんと小室氏の今後は(写真は3月、22時を回る頃の2人)
小室圭さん・眞子さん夫妻、新居は“1LDK・40平米”の慎ましさ かつて暮らした秋篠宮邸との激しいギャップ「周囲に相談して決めたとは思えない」の声
女性セブン
いなば食品の社長(時事通信フォト)
いなば食品の入社辞退者が明かした「お詫びの品」はツナ缶 会社は「ボロ家ハラスメント」報道に反論 “給料3万減った”は「事実誤認」 
NEWSポストセブン