ライフ

カレーの新トレンド「南インドカレー」実力派の名店2店

「ヴェヌス サウス インディアン ダイニング」はオープンキッチン(撮影/岩本 朗)

 日本人が愛してやまない国民食・カレー。ブログ「カレーですよ。」にて4700件以上の食べ歩き記事を掲載し、これまでに1万食以上のカレーを食したはぴい(飯塚敦)氏は「こういうカレーもあるのか!!という新しい味、そうそうこれだよ!!という王道の味。両方と出会える楽しみがカレー探訪にはあります」と語る。

 同氏が最近のトレンドとしてまず挙げるのは、南インドカレー。油控えめで野菜を豊富に使うヘルシーさが特徴で、ここ6~7年で人気が定着したという。

「日本では北インド料理を出す店が主流なので、読者の方にはまだ馴染みが薄いかもしれませんね。バターやクリームを多用するリッチな北インドカレーとは異なり胃もたれしないので、中高年の方にもおすすめです」(はぴい氏、以下「」内は同氏)

 ここでは、南インドカレーを提供する東京の実力派の2店を紹介しよう。

●ヴェヌス サウス インディアン ダイニング(錦糸町)

 インドの超高級ホテル、麹町の老舗インド料理店「アジャンタ」、銀座の有名店「ダルマサーガラ」と、名だたる名店で腕をふるってきた実力派のインド人シェフが、2015年にオープンした店。油控えめで野菜たっぷり、消化促進や疲労回復に効果的なスパイスをたっぷり使ったヘルシーな南インド料理を提供する。

 中でも注目は、「キリがいいから」と1000円で大盤振る舞いするランチブッフェ。肉や魚のカレー2種と野菜のカレー2種、ナン、ライス、サラダ、デザートが食べ放題で、カレーの種類は毎日変わる。そのレパートリーは200種類以上あり、週に2~3回のペースで通う常連も決して飽きさせない。

関連キーワード

関連記事

トピックス

オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
黒島結菜(事務所HPより)
《いまだ続く朝ドラの影響》黒島結菜、3年ぶりドラマ復帰 苦境に立たされる今、求められる『ちむどんどん』のイメージ払拭と演技の課題 
NEWSポストセブン
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
公職上の不正行為および別の刑務所へ非合法の薬物を持ち込んだ罪で有罪評決を受けたイザベル・デール被告(23)(Facebookより)
「私だけを欲しがってるの知ってる」「ammaazzzeeeingggggg」英・囚人2名と“コッソリ関係”した美人刑務官(23)が有罪、監獄で繰り広げられた“愛憎劇”【全英がザワついた事件に決着】
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
NEWSポストセブン