中国憲法は前文では、マルクス・レーニン主義を毛沢東思想やトウ小平理論などと並ぶ「中国各民族人民」の指導理念として規定。習氏は4日に北京で行われたマルクス生誕200年記念大会で「中国共産党員はマルクス主義の忠実な信奉者として、その堅持と発展のために努力している」と指摘している。
マルクスの生地、ドイツ・トリーア市では年内に60以上の生誕200年記念イベントが開催されるが、この4月下旬には中国政府からのマルクス像寄贈式典が行われており、市は彫像設置で偉人をたたえるとともに「年15万人」にも上るといわれる中国人観光客の増加に期待も寄せているようだ。