これは(1)嫌韓・嫌在日ブログが差別を扇動→(2)韓国・在日嫌いネトウヨが「ネットde真実」を知り、たいして考えもせず呼応→(3)弁護士反撃という流れになる。
弁護士の佐々木亮氏のツイートが「ネットde真実」がいかに愚かかを端的に表わしている。佐々木氏は電話で懲戒請求者と喋った。
〈私「ところで、なんで私を懲戒請求したの?」男「名前があったので、申し訳ありません。」 私「でも、私は朝鮮学校のことなんて何もやってないよ?」男「えっ?」私「えっ?」〉
佐々木氏はネットに出回る「反日弁護士」リストになぜか入れられていたのだろう。請求者は、「ネットde真実」により主張以前に攻撃対象を間違えて誤爆してしまった。
昔から「在日は水道料金無料」「在日には弁護士試験一次試験免除」などの「ネットde真実」があるが、これを機に、「せめて行動する前に事実確認を徹底して調べる」風潮が生まれた方がいい。
「ネットde真実」は医療情報でも存在する。1リットルの食塩水を起きてから20分以内に全部飲むと腸内が洗浄され、やせるというものはその一つだ。昨年まで各所で見られたが、内臓に負担がかかり、死に至る危険性も指摘され今は軒並み削除されている。