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2018.05.31 16:00  週刊ポスト

結構適当な「改元」 奈良時代には「亀」で4回決めた例も

 他にも、白い亀が献上されてめでたいから「神亀」、甲羅に「天王貴平知百年」という文字がある亀が献上されたから「天平」、肥後(熊本)からめでたい白い亀が献上されたから「宝亀」と元号を改めている。

 奈良時代の55年間に、実に4回も「亀」を理由に改元したのだ。

「雲」が理由の改元も3回ある。西の空に縁起のいい雲を見たから「慶雲」、めでたい雲が現われたから「神護景雲」、伊勢に美しい雲が現われたから「天応」と変わった。

 亀や雲をありがたがるのは、中国からの影響だ。これらは「瑞祥」とされ、珍しい順にランキング化されていた。

 珍しいものが発見されると、天皇に献上。報告され、改元が行なわれたのだ。

●ふじい・せいどう/1955年生まれ。23歳で第1回「星新一ショートショート・コンテスト」入賞。これを機に作家・脚本家・放送作家として現在も活動中。

※週刊ポスト2018年6月8日

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