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2018.06.15 07:00  週刊ポスト

鎌田實氏 古希を前に「70歳の壁」をどう越えるか考えた

 ミツバチの群れは、ある程度大きくなると、一部が分かれて、新しい巣をつくるために飛び立つ。分蜂という。春ごろ、蜂の黒い一群が飛び立っていくのを見たことがあるだろう。

 興味深いのは、古い巣に残るのが若い女王蜂ということだ。経験の浅い世代には、リスクの少ない環境で生き延びてもらうというのが、ミツバチの生存戦略なのだろう。その代わり、経験のある女王蜂は古い巣を捨てて、新天地を探すのだ。

 大切なのは、自由な自分を常に意識すること。70歳の壁を越えて、限りある人生をどう謳歌するか。これはまさしくワクワクする冒険である。ジンさんの新しい門出に、友人として拍手を送った。

●かまた・みのる/1948年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業後、長野県の諏訪中央病院に赴任。現在同名誉院長。チェルノブイリの子供たちや福島原発事故被災者たちへの医療支援などにも取り組んでいる。近著に、『人間の値打ち』『忖度バカ』。

※週刊ポスト2018年6月22日号

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