芸能

天童よしみ、人工股関節の母親を大阪の実家で献身介護

朝の8時半、庭掃除の最中に気丈に対応した天童よしみ

 天童よしみ(63才)の母・筆子さん(85才)が緊急手術を受けていたことがわかった。

「筆子さんが庭仕事中に転倒して、腰を強く打ち付けて動けなくなったんです。筆子さんはすぐに病院に入院して、両脚に人工股関節を埋め込む緊急手術を受けたそうです」(天童家の知人)

 思わぬ出来事に衝撃を受けたのはほかならぬ天童だ。

「筆子さんは85才という高齢なのでそのまま病院にお世話になるという選択肢もありましたが、手術後すぐに自宅に戻りました。しかし、それまで通りにスタスタと歩くというわけにはいきません。天童さんは介護ヘルパーに頼る時もあるそうですが、仕事をこなしながら、基本的に1人でお母さんを見るそうです。彼女にとってお母さんはあまりに特別な存在ですからね」(前出・天童家の知人)

 大阪府八尾市内にそびえ立つ4階建てのビルは、近隣では「天童御殿」と呼ばれている。その名の通り、天童よしみが建てた自宅兼事務所である。そこから数分ほどしか離れていない場所にある和風建築の豪邸。玄関先には高さ5mはありそうな、見事な剪定の松が植えられ、格子の門扉が落ち着いた風情を醸し出す。そこは天童の実家である。母親の筆子さん(85才)が暮らしており、現在、天童もそこに同居する。

「天童さんは大阪と東京に自宅を所有しています。生活の拠点は大阪ですが、東京で仕事があるときは筆子さんと上京しています。2008年に父・義行さんをがんで亡くし、元気をなくしていた筆子さんのことが心配なんでしょうね。天童さんは“今度は私がお母さんを守る番”とよく口にしています」(音楽業界関係者)

 そんな天童にとって、「母の手術」は気が気でなかったに違いない。

「人工股関節の手術後、筆子さんは杖をつけば自力でトイレに行けるまで回復したそうですが、生活に不自由さがあることも事実です。なので、現在、天童さんが大阪の実家で、筆子さんの面倒を献身的に見ているそうです」(前出・天童家の知人)

 吉田整形外科の吉田雅之院長が解説する。

「人工股関節手術では、股から膝を構成する大腿骨の股の付け根と、骨盤のくぼみにチタンなどでできた人工の部品をはめて、股関節を動きやすくします。症状によっては、大腿骨の付け根のみを替える人工骨頭置換術を行う場合もあります。

 手術は2~3時間ほどで、その後、1~3週間で退院できます。それまで抱えていた股関節の痛みが取れるので自力で歩きやすくなります。ただ、人工股関節手術を受けても、歩くのが億劫になって動かなくなると筋力も落ち、ほとんど寝たきり状態になって家族の介護の負担が増えることもあります」

 大阪の近隣住民は、天童の健気な姿を目撃している。

関連キーワード

関連記事

トピックス

お笑いトリオ「ジャングルポケット」の元メンバー・斉藤慎二。9ヶ月ぶりにメディアに口を開いた
【休養前よりも太ってしまった】元ジャンポケ斉藤慎二を独占直撃「自分と関わるとマイナスになる…」「休みが長かった」など本音を吐露
NEWSポストセブン
約40年、地元で愛された店がラーメンをやめる(写真提供/イメージマート)
《SNS投稿やグルメサイトの弊害》あっという間に人気飲食店になったことを嘆く店の人たち 問い合わせが殺到した中華料理店は電話を撤去、行列ができたラーメン店は閉店を決めた 
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一(右/時事通信フォトより)
《TOKIO解散後の生活》国分太一「後輩と割り勘」「レシート一枚から保管」の節約志向 活動休止後も安泰の“5億円豪邸”
NEWSポストセブン
大谷翔平の新投球スタイルを分析(Getty Images)
《二刀流復活》進化する“投手・大谷翔平” 「ノーワインドアップ」と「シンカーボーラーへの移行」の新スタイルを分析
週刊ポスト
中山美穂さんをスカウトした所属事務所「ビッグアップル」創設社長の山中則男氏が思いを綴る
《中山美穂さん14歳時の「スケジュール帳」を発見》“芸能界の父”が激白 一夜にしてトップアイドルとなった「1985年の手帳」に直筆で記された家族メモ
NEWSポストセブン
結婚式は6月26日に始まり3日間行われた(時事通信フォト)
《総額72億円》Amazon創始者ジェフ・ベゾス氏の豪華結婚式、開催地ベネチア住人は「億万長者の遊び場に…」と反発も「朝食17万円、プライベートジェット100機貸し切り」で市長は歓迎
NEWSポストセブン
藤川監督(左)の直訴を金田氏(右)が存命であればどう評したか
阪神・藤川球児監督の「練習着にハーフパンツ着用」直訴で思い出される400勝投手・金田正一さんの言葉「大投手になりたければふくらはぎを冷やしたらアカン」
NEWSポストセブン
「札幌のギャグ男」公式インスタグラムより
《特別支援学級編入を決断した当事者の声》「小3の知能で止まっている」と宣告された中学1年生が抱えた“複雑な思い”「母さんを楽にしてやれるって思ったんだ」
NEWSポストセブン
STARTO ENTERTAINMENTの取締役CMOを退任することがわかった井ノ原快彦
《STARTO社取締役を退任》井ノ原快彦、国分太一の“コンプラ違反”に悲しみ…ジャニー喜多川氏の「家族葬」では一緒に司会
NEWSポストセブン
仲睦まじげにラブホテルへ入っていく鹿田松男・大阪府議(左)と女性
石破“側近”大阪府連幹部の府議、本会議前に“軽自動車で45分ラブホ不倫” 直撃には「知らん」「僕と違う」の一点張り
週刊ポスト
国民民主党から公認を取り消された山尾志桜里氏の去就が注目されている(時事通信フォト)
「国政に再挑戦する意志に変わりはございません」山尾志桜里氏が国民民主と“怒りの完全決別”《榛葉幹事長からの政策顧問就任打診は「お断り申し上げました」》
NEWSポストセブン
中居正広氏と被害女性の関係性を理解するうえで重大な“証拠”を独占入手
【スクープ入手】中居正広氏と被害女性との“事案後のメール”公開 中居氏の「嫌な思いをさせちゃったね。ごめんなさい」の返事が明らかに
週刊ポスト