緊急手術を受けていた天童よしみの母・筆子さん


「これまでも大阪にいるときはよしみさんがお母さんを連れて割烹料理を楽しむことが多かった。今はお母さんの足が不自由だからあまり遠出はできず、よしみさんが付きっきりで介護していますよ」

 筆子さんは25年前に脳の血管の具合が悪くなり、長期入院したことがある。右半身に支障がでたというものの、リハビリを続け、仕事に復帰したという。天童は当時の看病を、2000年の『婦人画報 8月号』でこう振り返っている。

《今度、母が倒れたら、あのとき以上に切なくなるような気がしますね。長い間の、いろんな思いが重なり合っていますから……。母は、私の母親であると同時に、私の歌の一番のファンでもあるんです》

“その時”を迎えた天童は何を思うのか。

 7月下旬、大阪の自宅を訪ねた。

「大切な母なので、ここに帰ってきて細々とした身の回りの世話をやっています。これから少しずつ、回復に向かっていくので大丈夫です。今は8月1日のコンサートに母を連れて行くために努力しています。それが親孝行と思っています」

 何としても8月1日に母をコンサート会場に連れて行きたい、そう覚悟を語った天童。1日のコンサートへ足を運べたのか──。締切りの都合上、確認はできないが、天童の介護生活は今後も続いていく。

※女性セブン2018年8月16日号

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