ライフ

バツイチのエリート男性が「離婚した元妻」を批判する理由

ハイスペック男性が離婚すると…

 港区女子の飲み会には、バツイチのハイスペック男性が来ることも数多くある。もちろんバツイチでも、楽しい時間が過ごせる人であれば問題ない。結婚と離婚を経験したことで、“大人”になって余裕が出てくる男性もいる。

 しかし、逆に残念なパターンもある。バツイチハイスペ男が、元妻をディスるケースが多いのである。たとえば、聞かれてもいないのに離婚理由を話し出す男。

「元嫁がさ、ヤバイんだよね。子供産んだ瞬間からヒステリックになって。あれはひくわー。子供は可愛いけど、嫁は無理になって。生理的に受け付けなくなったんだよね」

 こんなふうに話す男もいた。

「前の奥さんと離婚した理由は、家事しないから。帰宅しても部屋が汚いし、料理も適当。お皿も山積み。正直ひくよね、不潔で。洗ってよって言うと『私も仕事で疲れてるし、やってよ』とか言われて。だんだん価値観が違うなぁって別れた」

 こんなのを聞いて、「わかるぅー」「大変だね……私なら大丈夫よ」と言う港区女子は皆無に近いようで、

「それって価値観の違いなの?」
「自分が器が足りないだけじゃない?」
「産後フォローしないからヒステリックになったんじゃない?」

 などシビアな感想を返す。

 では、なぜハイスペックなバツイチが元妻をディスる傾向にあるのか。基本的に、彼らのようなエリートハイスペは「オラオラ系」「俺様」が多いからではないかと思う。

「仕事できる、稼いでるオレ」
「オレって、何でもできちゃうじゃん? 家事はやらないだけでやればできるよ?」

 そんなタイプである。そしてそれに対して、「すごぉい」「素敵」「かっこい~」と尊敬の眼差しを送る独身港区女子も、掃いて捨てるほどいる。

 自分を褒め称えなくなった女子(妻)を、自分を認めず文句ばかり言う人間に変身したと認識するのも、彼らの思考からしたら無理はないのかもしれない。

◆文/吉川リサコ(コラムニスト・現役港区女子)

関連キーワード

関連記事

トピックス

熱愛が報じられた長谷川京子
《磨きがかかる胸元》長谷川京子(47)、熱愛報道の“イケメン紳士”は「7歳下の慶應ボーイ」でアパレル会社を経営 タクシー内キスのカレとは破局か
NEWSポストセブン
水原一平受刑者の一連の賭博スキャンダルがアメリカでドラマ化(gettyimages /共同通信社)
《大谷翔平に新たな悩みのタネ》水原一平受刑者を題材とした米ドラマ、法的な問題はないのか 弁護士が解説する“日米の違い”
NEWSポストセブン
広末涼子(時事通信フォト)
《時速180キロで暴走…》広末涼子の“2026年版カレンダー”は実現するのか “気が引けて”一度は制作を断念 最近はグループチャットに頻繁に“降臨”も
NEWSポストセブン
三笠宮妃百合子さまの墓を参拝された天皇皇后両陛下(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《すっごいステキの声も》皇后雅子さま、哀悼のお気持ちがうかがえるお墓参りコーデ 漆黒の宝石「ジェット」でシックに
NEWSポストセブン
前橋市長選挙への立候補を表明する小川晶前市長(時事通信フォト)
〈支援者からのアツい期待に応えるために…〉“ラブホ通い詰め”小川晶氏の前橋市長返り咲きへの“ストーリーづくり”、小川氏が直撃に見せた“印象的な一瞬の表情”
NEWSポストセブン
熱愛が報じられた新木優子と元Hey!Say!JUMPメンバーの中島裕翔
《20歳年上女優との交際中に…》中島裕翔、新木優子との共演直後に“肉食7連泊愛”の過去 その後に変化していた恋愛観
NEWSポストセブン
金を稼ぎたい、モテたい、強くなりたい…“関節技の鬼” 藤原組長が語る「個性を磨いた新日本道場の凄み」《長州力が不器用さを個性に変えられたワケ》
金を稼ぎたい、モテたい、強くなりたい…“関節技の鬼” 藤原組長が語る「個性を磨いた新日本道場の凄み」《長州力が不器用さを個性に変えられたワケ》
NEWSポストセブン
記者会見に臨んだ国分太一(時事通信フォト)
《長期間のビジネスホテル生活》国分太一の“孤独な戦い”を支えていた「妻との通話」「コンビニ徒歩30秒」
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(EPA=時事)
《“勝者と寝る”過激ゲームか》カメラ数台、USBメモリ、ジェルも押収…金髪美女インフルエンサー(26)が“性的コンテンツ制作”で逮捕されなかった背景【バリ島から国外追放】
NEWSポストセブン
「鴨猟」と「鴨場接待」に臨まれた天皇皇后両陛下の長女・愛子さま
(2025年12月17日、撮影/JMPA)
《ハプニングに「愛子さまも鴨も可愛い」》愛子さま、親しみのあるチェックとダークブラウンのセットアップで各国大使らをもてなす
NEWSポストセブン
SKY-HIが文書で寄せた回答とは(BMSGの公式HPより)
〈SKY-HIこと日高光啓氏の回答全文〉「猛省しております」未成年女性アイドル(17)を深夜に自宅呼び出し、自身のバースデーライブ前夜にも24時過ぎに来宅促すメッセージ
週刊ポスト
今年2月に直腸がんが見つかり10ヶ月に及ぶ闘病生活を語ったラモス瑠偉氏
《直腸がんステージ3を初告白》ラモス瑠偉が明かす体重20キロ減の壮絶闘病10カ月 “7時間30分”命懸けの大手術…昨年末に起きていた体の異変
NEWSポストセブン