ビジネス

安いTシャツが低品質とは限らない訳 ユニクロはコスパ高い

ユニクロ×JWアンダーソンコラボの切り替えボーダー柄Tシャツ

 酷暑続きの今夏、半袖Tシャツの着回しが間に合わずに買い足した人も多いだろう。いまやTシャツは、1000円以下の安物から、ブランドロゴの入った1万円近くする高級Tシャツまでさまざまあるが、「安かろう悪かろうとは限らない」と指摘するのは、ファッションジャーナリストの南充浩氏だ。

 * * *
 長期間にわたる記録的な猛暑もようやくおさまり、朝晩は涼しい日が増えてきました。洋服の業界では2月と8月は「ニッパチ」と呼ばれて最も売れにくい月だとされています。

 両方ともにバーゲンが終わって一段落した月で、季節はまだ変わりきっていません。バーゲン品はある程度売り尽くしたし、次の季節の商品は気温的にまだ着用できないというのが売れない理由だと考えられます。

 とはいえ、最近は洋服の販売が不振であるため、バーゲンの本番である1月と7月が終わっても、バーゲン品はけっこう売れ残っています。毎年8月はそんな夏物のバーゲン品がさらに値下げされて“投げ売り価格”で並べられています。

 その中で意外に年間を通じて使いやすいのが、半袖のTシャツです。

 私は毎年8月下旬、9月上旬に投げ売り価格の半袖Tシャツを何枚か買います。季節先取りで秋物を買うべきだという意見はもちろん正しいのですが、暑がりで毎年10月の半ばくらいまでは半袖で過ごしている自分の体感温度と生活スタイルを考えると、この時期の半袖Tシャツの購入はそれなりに効率的ですし、無駄な買い物ではないのです。

 ところで、Tシャツと一口に言っても、さまざまなブランドからさまざまな価格で発売されています。どういう物を選ぶのが一番良いのでしょうか。

関連キーワード

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン