芸能
2018.08.26 07:00 NEWSポストセブン
なぜ『アジア大会』を連日ゴールデン生中継? TBSの勝算は

池江璃花子選手が大活躍(写真/共同通信社)
「オリンピックや世界選手権でもないのに」── 一部の視聴者からそんな声が出ている。TBSが『アジア大会2018ジャカルタ』を連日、ゴールデンタイムで生中継しているからだ。TBSの狙いはどこにあるのか。コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。
* * *
女子高生スイマー・池江璃花子さんを筆頭に競泳陣のメダルラッシュ、バドミントン女子団体が48年ぶりの金メダルなど、『アジア大会2018ジャカルタ』で日本人選手の活躍が目立っています。
そんなアスリートたちの活躍を伝えるべく、TBSは8月19日(日)~30日(木)の12日間に渡ってゴールデンタイムで連日の生中継。レギュラー番組を軒並み休ませる上に、競技の進行によっては中継を延長するなど、力を入れている様子が伝わってきます。
ただ、19日放送のドラマ『この世界の片隅に』が通常より1時間20分も遅いスタート時間だったことが、一部で物議を醸しました。同作を放送している『日曜劇場』は、『JIN-仁-』『半沢直樹』『天皇の料理番』『下町ロケット』『99.9 –刑事専門弁護士-』『陸王』ら大ヒット作を生んだ民放で最も視聴者の多いドラマ枠だけに、「そこまでしてやるほどの大会なのか?」という声が飛び交ったのです。
実際、同じ4年周期で開催されるオリンピックと比較すると、参加国・地域は『リオデジャネイロオリンピック2016』の206に対して、『アジア大会2018ジャカルタ』は45。欧米やアフリカのトップアスリートが参加しないアジア限定の大会だけに、疑問を感じる人がいても不思議ではありません。なぜTBSは異例とも言える放送体制を敷いているのでしょうか。
◆「夏のスポーツイベントはTBS」の自負
関連記事
トピックス

マヂラブ野田の陰に隠れがちな相方・村上の実力 R-1も狙える逸材

2021年ドラマ界 綾瀬はるか、杉咲花ら、年女の主役級が活躍

稲垣吾郎の結婚は? 熱愛がパッタリ報じられなくなった背景

慰安婦問題 日本の拠出金の「残りの5億円」が韓国内での火種に

桐谷美玲と三浦翔平のベビーカーでお出かけ姿 愛犬家マナーにも好印象

年寄株取得の目処立たぬ白鵬 コロナ引退の行く末には廃業の危機

田中麗奈「なっちゃん」から23年!吹っ切れたカジュアルウェア撮
