昨今、いじめが原因で自ら命を絶ってしまう子も少なくない。今、いじめで苦しむ人へ向けて凜君は「とにかくその場所から逃げてほしい。離れることがいちばん」と、体験者としてのメッセージを送る。
親は、いじめを受けているわが子にどのように接するべきか。
「むやみに詮索するよりも、できるだけそばにいてあげることが大事だと思います」
実際、凜君が小学生の頃、母がずっとそばにいてくれた。やさしく見守ってくれた。凜君の体にできた傷を目にし、いじめを受けていることに気づいてくれた。
「家にいる間だけでもずっとそばにいて、異変に気づいてあげてほしい」
現在高校生となった凜君に「学校生活は楽しいですか?」と質問した。即答だった。
「親友もできて、授業も受けられて楽しいです!」
※女性セブン2018年9月6日号