ビジネス
2018.09.24 11:00 週刊ポスト
トヨタや任天堂 副業に乗り出せる企業は何が違うのか

トヨタが初めて市販した乗用車(共同通信社)
かつて「企業の寿命は30年」と言われた時代があった。インターネット、SNSの普及により、そのサイクルは近年さらに短くなっている。
なぜ「30年」がターニングポイントとなるのか。それは事業継承の難しさによるところが大きい。創業者が起業して成功させたビジネスは、時が経つにつれ後発のライバル企業にキャッチアップされ、時代にも合わなくなっていく。二代目以降の経営者が先代と変わらぬやり方を維持するだけでは、企業の成長は頭打ちになってしまうのだ。
そこで企業が生き抜くための手段が「新規事業への挑戦」となる。最初は副業として始まった毛色の違うビジネスが、会社そのものの在り方を変えた事例は少なくない。
◆トヨタ、任天堂も
古くはトヨタ自動車が挙げられる。今から80年前、自動織機から自動車へ転換。「世界のトヨタ」に発展した。
コンピュータゲームという副業で大化けし、花札販売から巨大エンターテインメント企業に成長を遂げた任天堂や、本業の繊維事業が不振のなか住宅事業に乗り出した旭化成も「副業成功組」の好例だろう。京セラの稲盛和夫氏も、本業のセラミック事業だけに満足せず第二電電(現・KDDI)を立ち上げ、副業分散の多角化経営で成功を収めた。
関連記事
トピックス

変化する新型コロナ感染危険地域 都市部も地方も安全ではない
女性セブン

「とくダネ」後番組MCの谷原章介 大争奪戦で朝の顔に決まるまで
女性セブン

『知ってるワイフ』大倉忠義 “ダメ男”役がなぜ似合うのか
NEWSポストセブン

嵐・松本潤と相葉雅紀、極秘会食 2人だけで22年間の打ち上げ
NEWSポストセブン

バイデン時代の幕開けを中国移民やトランパーはどう見たか
NEWSポストセブン

美智子さまに隔絶生活の弊害か 心配な「こわばる指」「微熱」
女性セブン

鈴木杏樹と不倫の喜多村緑郎 地元“居酒屋バイト”で出直し
女性セブン

桐谷美玲と三浦翔平のベビーカーでお出かけ姿 愛犬家マナーにも好印象
NEWSポストセブン