ライフ

白虎隊の生き残りの生家、鶴ケ城 会津若松での歴史旅が人気

鶴ケ城

 街を歩いていると石碑や史跡の看板などを目にすることがある。今は公園や住宅街になっていても、かつて歴史的な事件が起こった場所だったり、戦国武将の生家跡だったりするかもしれない──そんな歴史的な場所をめぐる旅が人気だ

 明治維新時に倒幕派と幕府派の間で行われた戊辰戦争から150年。今もなお、ドラマで扱われるほど人々の関心が高いが、徳川将軍家に忠義を誓い、信義を重んじた会津藩の目線で、当時を偲びながら福島県会津若松市内を歩くツアーが人気だという。市内には会津藩のみならず、敵だった薩摩や長州の兵士を葬った墓地などもあり、会津の心意気を知ることができる。そこで、会津若松市内の人気スポットを2つ紹介する。

■鶴ケ城

 難攻不落の名城。天守閣では一年を通じて、戊辰関連の展示を実施。
住所:会津若松市追手町1-1

■白虎隊の生き残りの生家

 飯盛山で自刃した白虎隊の唯一の生存者である飯沼貞吉の生家跡地。
住所:会津若松市西栄町1-82

 * * *

 文豪に愛された『山の上ホテル』やルネッサンス様式の『ニコライ堂(日本ハリストス正教会教団東京復活大聖堂)』など、歴史ある建物が点在するのが東京・お茶の水界隈。飯田橋の牛込橋から御茶ノ水の聖橋、秋葉原の和泉橋まで流れる神田川は仙台藩が開削工事を行い、伊達政宗もかかわっていたといわれている。この周辺もまた、歴史に触れる旅にはもってこいだ。

■千代田区で史跡に触れる

 飯田橋~秋葉原の間の神田川は、仙台藩が開削工事を行ったことから、かつては『仙台堀』と呼ばれた。

※女性セブン2018年11月15日号

関連キーワード

トピックス

“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
一般家庭の洗濯物を勝手に撮影しSNSにアップする事例が散見されている(画像はイメージです)
干してある下着を勝手に撮影するSNSアカウントに批判殺到…弁護士は「プライバシー権侵害となる可能性」と指摘
NEWSポストセブン
亡くなった米ポルノ女優カイリー・ペイジさん(インスタグラムより)
《米ネトフリ出演女優に薬物死報道》部屋にはフェンタニル、麻薬の器具、複数男性との行為写真…相次ぐ悲報に批判高まる〈地球上で最悪の物質〉〈毎日200人超の米国人が命を落とす〉
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン