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2018.11.13 07:00  SAPIO

日本育ちのアフリカ少年、星野ルネが見た不思議の国ニッポン

ハラハラ・ランチ

 カメルーン人の母と日本人の父の結婚を機に、初めて日本に来たのは4歳になる頃。当時僕には弟1人と妹2人がいて、僕もてっきり彼らと同じ日本とのハーフだと思っていたのですが、実は僕だけ母の連れ子でした。

 小学校に上がった頃、弟や妹との肌の色の違いに疑問を持ち、意を決して「僕だけお父さん違う?」と母に訊いたら、「えっ今気づいたの!?」と逆に驚かれたことがあります。カメルーンでは異父(母)兄弟は珍しくないので、母にとっては大した問題ではなかったようです。

 来日当初はまだ日本語が話せず、保育園では得意だった絵がコミュニケーションツールでした。小学校でも絵においては一目置かれる存在になり、高校くらいまでは、弟や妹を相手に即興漫画を描いて遊んでやったりしました。

 漫画はよく読んでいました。影響を受けたのは『ドラゴンボール』の鳥山明さん。『スラムダンク』の井上雄彦さん、手塚治虫さん、宮崎駿さんなどのアニメにも親しみました。『まんが日本の歴史』も大好きで、武将や戦国時代にも興味を持ちましたね。なかでも徳川家光の話はとても面白かった記憶があります。

 日本史の教科書では大人になった家光しか書かれませんが、漫画では幼少期から描かれているので家光を身近に感じられ、すんなり物語の世界に入っていけました。今回の本で僕の生まれたシーンから始め、幼少期の出来事をたくさん描いているのは、その影響もあるんです。

◆サンコンやゾマホンが与えた影響

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