片岡:私は家のまわりにスプレーで「聖子ちゃん命!」って書かれたこともあった。
立見:私は「おニャン子」の時よりも、この頃のほうがモテたなって思うんですよ。わりと「あ、立見さんでしょ?」って言われたから。
山崎:「女子大生ブーム」を私たちが作ったみたいに言われるけど、『ミスDJリクエストパレード』(文化放送)のほうが先だったと思う。
片岡:千倉真理さん、川島なお美さん、斉藤慶子さんとかね。
山崎:ミスDJは1人で番組を仕切っていたけど、私たちオールナイターズは「女子大生=おバカ」というふうに見られていて「だからぁ~」「なんとかでぇ~」としゃべるようなイメージに思われていたよね。
立見:両先輩は「女子大生ブーム」であることを自分でも感じていました?
片岡:それはずっと感じてた。
山崎:女子大生だからこうしてちやほやされるんだろうな、ブーム去ったら用無しになるんだろうな……という冷静な思いもあったけど、おいしいものご馳走してもらったとか、夜10時回ったらタク送だったとか、「おかわり」のPV撮りはいつも海外だったなとか、それはそれでいい時期だったかなと。
立見:私たちを世に出してくれたのは深夜の生放送番組『オールナイトフジ』。山崎先輩は、同じ「おかわり」の松尾羽純さんと『ビデオソフト情報』のコーナーをやってましたよね。
山崎:3本のうち1本はアダルトビデオだったの。今から思うと、よくあんなの放送できた。
片岡:それがまた、すっごい場面をセレクトして(笑い)。