守備位置別の試合中の走行距離を表示(撮影/山崎力夫)

 ライブリッツ開発のIT戦略システムを導入した2014年から、ホークスは5年間で3度のリーグ優勝を達成。今年を入れて4度の日本一に輝いた。選手たちは個人のタブレットやスマホからデータにアクセス可能。試合中に端末を持ち込むことは禁止されているので、主に試合後に確認しているという。

「実はどの選手がどのデータにどのタイミングでアクセスしたかもわかるんです。中には夜遅くまでデータをチェックしている選手がいる。そういう選手には、少しはお役に立てているのかな、と思います」(村澤社長)

 首脳陣やデータ分析を担当する「チーム戦略室」には、より詳細なデータが提供されている。どのデータを提供するかはホークスからの要望を元に決定。理由は「すべてのデータを選手に提供しても混乱するので、球団としてどのデータを重視しどのように見せるかを決める必要がある」(村澤社長)からだ。

 ライブリッツ社は今後も、この「選手AI」をメインに、より新しい解析データを提供していく予定だという。

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