国際情報

アリババ馬会長は共産党員 「熱心な活動家だった」の証言も

共産党員であることが判明したジャック・マー氏(AFP=時事)

 中国の電子商取引最大手アリババグループの馬雲(ジャック・マー)会長が中国共産党員だったことが明らかになった。党機関紙「人民日報」が報じたもので、馬氏は「中国の経済発展に貢献した100人」のリストに名前を挙げられており、その紹介文に「共産党員」と記載されていた。

 馬氏は極めてリベラルな主張で知られているだけに、政党に属していないと一般的に考えられていたが、そうではないことが判明した。ネット上では「共産党員は清貧なはずではなかったのか。中国で有数の富豪が党員なんて信じられない」との驚きの声の一方、「共産党員で何が悪い。一党独裁体制の中国だからこそ、共産党員が特権を利用して金もうけができるのだ」との正反対の書き込みもみられる。

 この100人のリストの中には、馬氏同様、IT業界の大物実業家としては騰訊(テンセント)の馬化騰(ポニー・マー)最高経営責任者(CEO)や、百度(バイドゥ)の李彦宏(ロビン・リー)CEOも選ばれているが、「党員」の注釈はなかった。

 アリババの報道担当者は「弊社の幹部の所属政党がビジネス上の意思決定プロセスに影響を及ぼすことはない」と強調。そのうえで、「わが社は進出先の国の法律や規則を全て順守している」と主張したが、馬氏がいつから共産党員になったのかについては明言しなかった。

 香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は馬氏の大学時代の友人の話として、「馬氏は浙江省の大学生時代から共産党員だった。彼は党の史跡である延安などの『革命聖地』にも頻繁に旅行しており、党の活動には熱心だった」などと証言している。

関連キーワード

関連記事

トピックス

高市早苗首相(時事通信フォト、2025年10月15日)
《頬がこけているようにも見える》高市早苗首相、働きぶりに心配の声「“休むのは甘え”のような感覚が拭えないのでは」【「働いて働いて」のルーツは元警察官の母親】 
NEWSポストセブン
ジェンダーレスモデルの井手上漠(23)
井手上漠(23)が港区・六本木のラウンジ店に出勤して「役作り」の現在…事務所が明かしたプロ意識と切り開く新境地
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
【訃報】国際ジャーナリスト・落合信彦氏が死去、84歳 独自の視点で国際政治・諜報の世界を活写 
NEWSポストセブン
元日に結婚を発表した女優の長澤まさみ(時事通信フォト)
長澤まさみ「カナダ同伴」を決断させた「大親友女優」の存在…『SHOGUN』監督夫との新婚生活は“最高の環境”
NEWSポストセブン
晩餐会に出席した真美子さんと大谷(提供:soya0801_mlb)
《真美子さんとアイコンタクトで微笑み合って》大谷翔平夫妻がファンを驚かせた晩餐会での“サイレント入退場”「トイレかなと思ったら帰っていた」
NEWSポストセブン
薬物で急死した中国人インフルエンサー紅紅(左)と交際相手の林子晨容疑者(右)(インスタグラムより)
「口に靴下を詰め、カーテンで手を縛り付けて…」「意識不明の姿をハイ状態で撮影」中国人美女インフルエンサー(26)が薬物で急死、交際相手の男の“謎めいた行動”
NEWSポストセブン
畠山愛理と鈴木誠也(本人のinstagram/時事通信)
《シカゴの牛角で庶民派ディナーも》鈴木誠也が畠山愛理の肩を抱き寄せて…「温かいご飯を食べてほしい」愛妻が明かした献身性、広告関係者は「大谷&真美子に引けを取らないパワーカップル」と絶賛
NEWSポストセブン
最新情勢をもとに東京の30選挙区の当落を予測した(時事通信フォト)
【2・8総選挙「東京1〜10区」の最新情勢】公明の連立離脱で現職閣僚が落選危機か 自民の優勢が伝えられるなか中道の前職がリードする選挙区も
NEWSポストセブン
第74回関東東海花の展覧会を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2026年1月30日、撮影/JMPA)
《雪の精のよう》佳子さま、ゴールドが映える全身ホワイトコーデに上がる賞賛の声 白の種類を変えてメリハリを出すテクニック
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせインフルエンサー、ボニー・ブルー(TikTokより)
《あなたが私を妊娠させるまで…》“12時間で1000人以上と関係を持った”金髪美女インフルエンサー(26)が企画を延期した真相に「気色悪い」と批判殺到
NEWSポストセブン
アワードディナーに初めて出席した真美子さん(提供:soya0801_mlb)
《鎖骨見せワンショルで“別人級”》大谷翔平の妻・真美子さん、晩餐会ファッションで見せたジャパン推しの“バランス感覚”【専門家が解説】
NEWSポストセブン
インフルエンサーのニコレッテ(20)
《南米で女性398人が誘拐・行方不明》「男たちが無理やり引きずり出し…」メキシコで人気インフルエンサー(20)が生きた状態で発見される【生々しい拉致映像が拡散】
NEWSポストセブン