商品の購入が元慰安婦への寄付になる
実は、韓国の40代半ば以上の世代はそうした左派的な歴史教育を受けておらず、若い頃に慰安婦問題が韓国社会で取り沙汰されていなかったこともあり、今も関心を示す人は少ない。 一方、竹島については40代以上の男性で、年齢が上がれば上がるほど強い関心を示す傾向にある。
さらに、最近は、子供たちも竹島問題に反応する。彼らは小学5年生から始まる歴史授業で学ぶだけでなく、『独島はわが領土』という歌も覚える。子供向けに「独島デザイン」の文房具が売られるのは、そうした背景があるためだ。ちなみに韓国の小学校の階段や廊下には、「独島ポスター」が常に貼られている。
※SAPIO2019年1・2月号