スポーツ

ゴルフ新ルール「パットはピン立てたまま」で劇的スコア上昇

新ルールで簡単に100切りも

 1月1日から施行されたゴルフ世界統一ルール。「100年に一度」といわれる大改正で、中でも注目を集めているのが「グリーン上からのプレーで立ったままピンに球が当たっても無罰」という新ルールだ。

 実際にこの「新ルール」を試した月イチゴルファーから、「簡単に100が切れた!」という喜びの声が続出しているというが、プロが太鼓判を押し、比較実験でも“実証”されたその効果とはどのようなものか。

 直感的には、“遠くからのパットは目標がはっきりしていいが、ショートパットの場合はピンが刺さったままのほうがカップインしにくいのでは”という印象がある。ただ、それを覆す「実験結果」も出ているのだ。

 ツアープロコーチのチャーリー高沖氏は、新ルールが施行されてから、ピンを立てた場合、抜いた場合でのマシンによるパットを比較する実験を行なっている。速さ9フィートのグリーンを使用、カップの手前80センチの距離から打って、「何センチオーバーする強さの球までカップインするか」を40センチ刻みで検証。高沖氏がいう。

「カップのセンターに向けて転がした場合、ピンがないケースでは3.7メートルオーバーする強さの球までカップインしましたが、4.1メートル以上はカップに蹴られた。一方でピンを立てた場合は7.3メートルオーバーする球までカップイン。その差は歴然でした。カップのセンターを外して転がした場合、ピンなしでは2.5メートルオーバーする強さまで入り、ピンありでは2.9メートルでもカップインした。実験の結果、短いパットでもピンを立てているほうが、強すぎるミスパットをカバーしてくれることが分かりました」

◆ピンの素材によっては…

関連キーワード

関連記事

トピックス

12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン
結婚披露宴での板野友美とヤクルト高橋奎二選手
板野友美&ヤクルト高橋奎二夫妻の結婚披露宴 村上宗隆選手や松本まりかなど豪華メンバーが大勢出席するも、AKB48“神7”は前田敦子のみ出席で再集結ならず
女性セブン
スポーツアナ時代の激闘の日々を振り返る(左から中井美穂アナ、関谷亜矢子アナ、安藤幸代アナ)
《中井美穂アナ×関谷亜矢子アナ×安藤幸代アナ》女性スポーツアナが振り返る“男性社会”での日々「素人っぽさがウケる時代」「カメラマンが私の頭を三脚代わりに…」
週刊ポスト
NBAロサンゼルス・レイカーズの試合を観戦した大谷翔平と真美子さん(NBA Japan公式Xより)
《大谷翔平がバスケ観戦デート》「話しやすい人だ…」真美子さん兄からも好印象 “LINEグループ”を活用して深まる交流
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
「服装がオードリー・ヘプバーンのパクリだ」尹錫悦大統領の美人妻・金建希氏の存在が政権のアキレス腱に 「韓国を整形の国だと広報するのか」との批判も
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《私には帰る場所がない》ライブ前の入浴中に突然...中山美穂さん(享年54)が母子家庭で過ごした知られざる幼少期「台所の砂糖を食べて空腹をしのいだ」
NEWSポストセブン
亡くなった小倉智昭さん(時事通信フォト)
《小倉智昭さん死去》「でも結婚できてよかった」溺愛した菊川怜の離婚を見届け天国へ、“芸能界の父”失い憔悴「もっと一緒にいて欲しかった」
NEWSポストセブン
再婚
女子ゴルフ・古閑美保「42才でのおめでた再婚」していた お相手は“元夫の親友”、所属事務所も入籍と出産を認める
NEWSポストセブン
54歳という若さで天国に旅立った中山美穂さん
【入浴中に不慮の事故】「体の一部がもぎ取られる」「誰より会いたい」急逝・中山美穂さん(享年54)がSNSに心境を吐露していた“世界中の誰より愛した人”への想い
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《真美子さんのバースデー》大谷翔平の “気を遣わせないプレゼント” 新妻の「実用的なものがいい」リクエストに…昨年は“1000億円超のサプライズ”
NEWSポストセブン