◆情や欲が渦巻く民事裁判
東京地裁の地下1階には、食堂や牛丼チェーン、コンビニ、書店、郵便局などがあることはあまり知られていない。
「常盤貴子さんは『傍聴の後に食堂で蕎麦を食べながら、弁護士の会話を聞くのが楽しい』とテレビ番組で話していました」(ジャーナリスト・今井亮一氏)
また、裁判所内で「傍聴が趣味」という若い女性を見かけることも多い。前出・高橋氏もかつて、女性たちの傍聴グループ「霞っ子クラブ」を結成していた。
「20代の女性も珍しくなく、1階のロビーや霞ケ関駅の喫茶店で傍聴談義をしています。同じ法廷で出くわす機会もあるかもしれません」(高橋氏)
※週刊ポスト2019年2月8日号