ライフ

裁判傍聴のハウツー指南 傍聴席のどこに座るかも重要

カルロス・ゴーン氏の裁判(AFP=時事)

 現在放送中の連続ドラマ『グッドワイフ』(TBS系)で弁護士役を務めている常盤貴子(46)もハマっている「裁判傍聴」。自分も興味はあるけど、いきなり傍聴するのには二の足を踏んでしまう──そんな人のために、東京地方裁判所(東京地裁)を例にとり、傍聴のポイントを“先達”に案内してもらった。傍聴したい裁判を決め、目当ての法廷に向かう。「傍聴席のどこに座るか」が重要なポイントだという。

●被告人の顔色、声色

『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』の著者で裁判傍聴歴18年のライター・北尾トロ氏は「裁判中の被告人の表情」に着目して傍聴するという。

「被告人と反対側の2~3列目に座ると、弁護人席の前の椅子に座る被告人の表情が確認できます。裁判が始まり、被告人が証言台に座ると背中しか見えません。被告人の表情の些細な変化を見つけるのは、傍聴の醍醐味といえます」

●裁判官にも“キャラ”がある

 裁判官は最後に入廷して正面の席につく。

「裁判官は、中央にいるのが裁判長、傍聴席から見て右側にいる人は左陪審、左側を右陪審といいます。左陪審は経験の少ない若い人が多く、頑張っているけど空回りしがち。右陪審は一番仕事が少なく、まれに舟を漕いでいるような様子も見られます」(裁判傍聴歴14年のジャーナリスト・高橋ユキ氏)

関連記事

トピックス

なかやまきんに君が参加した“謎の妖怪セミナー”とは…
なかやまきんに君が通う“謎の妖怪セミナー”の仰天内容〈悪いことは妖怪のせい〉〈サントリー製品はすべて妖怪〉出演したサントリーのウェブCMは大丈夫か
週刊ポスト
令和6年度 各種団体の主な要望と回答【要約版】
【自民党・内部報告書入手】業界に補助金バラ撒き、税制優遇のオンパレード 「国民から召し上げたカネを業界に配っている」と荻原博子氏
週刊ポスト
グラビアから女優までこなすマルチタレントとして一世を風靡した安田美沙子(本人インスタグラム)
《過去に独立トラブルの安田美沙子》前事務所ホームページから「訴訟が係属中」メッセージが3年ぶりに削除されていた【双方を直撃】
NEWSポストセブン
阿部詩は過度に着飾らず、“自分らしさ”を表現する服装が上手との見方も(本人のインスタグラムより)
柔道・阿部詩、メディア露出が増えてファッションへの意識が変化 インスタのフォロワー30万人超えで「モデルでも金」に期待
週刊ポスト
エンゼルス時代、チームメートとのコミュニケーションのためポーカーに参加していたことも(写真/AFP=時事)
《水原一平容疑者「違法賭博の入り口」だったのか》大谷翔平も参加していたエンゼルス“ベンチ裏ポーカー”の実態 「大谷はビギナーズラックで勝っていた」
週刊ポスト
中条きよし氏、トラブルの真相は?(時事通信フォト)
【スクープ全文公開】中条きよし参院議員が“闇金顔負け”の年利60%の高利貸し、出資法違反の重大疑惑 直撃には「貸しましたよ。もちろん」
週刊ポスト
店を出て並んで歩く小林(右)と小梅
【支払いは割り勘】小林薫、22才年下妻との仲良しディナー姿 「多く払った方が、家事休みね~」家事と育児は分担
女性セブン
大の里
新三役・大の里を待つ試練 元・嘉風の中村親方独立で懸念される「監視の目がなくなる問題」
NEWSポストセブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
「特定抗争指定暴力団」に指定する標章を、山口組総本部に貼る兵庫県警の捜査員。2020年1月(時事通信フォト)
《山口組新報にみる最新ヤクザ事情》「川柳」にみる取り締まり強化への嘆き 政治をネタに「政治家の 使用者責任 何処へと」
NEWSポストセブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン