嵐活動休止の発表後、初のレギュラー番組放映となった『VS嵐』は13.3%を獲得。すると、『アンビリバボー』も12.6%を獲った。いつも、だいたい2ケタ前後ですが、12%台は珍しい。『VS嵐』の高視聴率に引っ張られた形でしょう」(同前)
視聴率は、もちろん番組の内容次第で変わるものだが、メインキャスターはどうしても数字と向き合うことになる。フジの好調時代を知る加藤アナは、局に再び数字を持ってこられるのか。
「ニュース番組は視聴習慣があるから、数字を上げるには時間がかかるでしょう。視聴率2ケタを獲る日テレの『news every.』を倒すことは容易ではない。とはいえ、初日は注目されて視聴率も上がるはずですから、まずは1日目に番組の内容を面白いと思わせることができるかどうか。
『めざまし』は女性の視聴者も多く、カトパンは女性にも好かれていたので、局はそこも加味して起用したはず。あと、今年は10連休がありますから、ゴールデンウイークに男性視聴者を惹き付けることができるかもポイントになるでしょう。今の『プライムニュース イブニング』はだいたい5%前後なので、5月までに7%を何回か獲れれば上出来だと思います。同時間帯1位という結果をすぐ求めないことですね」(同前)
はたして加藤アナは、古巣の大きな期待にどこまで応えられるか。