国内

60年を経て初めて明かされる天皇陛下と美智子さまの純愛秘話

4月にはご成婚60周年を迎える天皇陛下と美智子さま(写真:JMPA)

 2月24日、東京・千代田区の国立劇場で天皇陛下御在位30年記念式典が開催される。4月には、天皇皇后両陛下はご成婚60周年を迎え、そして平成の御代に終止符が打たれる。そんな大きな節目を前に、陛下の友人として70年に亘り交流を続けてきた織田和雄さん(83)が、初めて天皇陛下と美智子さまの出会いからご成婚までの秘話を明かす。

 実は織田さんは、陛下と美智子さまの間を取り持った、いわばキューピッド役を務めたご友人だ。そんな織田さんが、2月に単行本『天皇陛下のプロポーズ』を上梓した。なぜこのタイミングで書籍にまとめようと思ったのか、織田さんは同書の中で以下のように綴っている。

「私は、陛下が退位を決断された今こそ、その半生の軌跡と美智子さまとの出会いからご結婚、そして二人三脚でご公務に勤しまれてこられた日々を書籍として残すことを考えました。それが陛下から受けた様々なご恩への、せめてもの感謝のしるしとなれば幸いです」(同書より・以下同)

 陛下と美智子さまが軽井沢のテニスコートで運命的な出会いをされたのは、昭和32年8月19日に開催された、A.B.C.Dトーナメントという大会だった。この試合で陛下は意外にも美智子さまに惜敗を喫してしまったという。

 織田さんは、この時、テニスコート脇で観戦をしていたというが、試合を終えて陛下がベンチに戻って来られた時の様子はどうだったのか。

「その時、陛下はタオルで汗を拭きながら、『あんなに正確に粘り強く打ち返してくるのだから、かなわないよ。すごいね』と、おっしゃいました。その表情に悔しさは微塵もなく、夏の強い日差しのもと、むしろさばさばとした爽やかさに満たされているように感じられたのです」

関連記事

トピックス

結婚生活に終わりを告げた羽生結弦(SNSより)
【全文公開】羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんが地元ローカル番組に生出演 “結婚していた3か間”については口を閉ざすも、再出演は快諾
女性セブン
「二時間だけのバカンス」のMV監督は椎名のパートナー
「ヒカルちゃん、ずりぃよ」宇多田ヒカルと椎名林檎がテレビ初共演 同期デビューでプライベートでも深いつきあいの歌姫2人の交友録
女性セブン
NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
《重い病気を持った子を授かった夫婦の軌跡》医師は「助からないので、治療はしない」と絶望的な言葉、それでも夫婦は諦めなかった
《重い病気を持った子を授かった夫婦の軌跡》医師は「助からないので、治療はしない」と絶望的な言葉、それでも夫婦は諦めなかった
女性セブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン