盗まれた8500万円について、県警は所属長級以上の幹部などから徴収して補填する方針を決めたと報じられた。
「通常の手続きに従うと公費から穴埋めされることになる。そうなれば批判は免れないと判断した県警の窮余の策だったようです。しかし、事件解決より先に警察が被害金の穴埋めを表明するのは異例で、捜査を断念して幕引きに動いているとも受け取られかねない」(前出・地元紙記者)
捜査の進展などについて県警に質すも、「発表していることはありません」(広報)と答えるのみ。“迷宮”の出口は見えない。
※週刊ポスト2019年3月15日号