芸能

浅野温子が舞台緊急降板、夫と医師の見解と近隣住民の声

入院はせず自宅で静養している

 この3月に58才になったばかりの彼女の体に大きな変化が起きている。浅野温子が、4月20日開幕予定の舞台『「銀河鉄道999」さよならメーテル~僕の永遠』を降板することになった。突然の降板の原因は体調不良だ。

「全身がだるく、力が入らないそうで、ドクターストップがかかりました。詳しい検査はこれからですが、熱心に稽古をこなしていたので、本人は無念だと思います」(舞台関係者)

 静かな異変は、自宅近くでも見受けられていた。

「そういえば、最近は食事に出前を取ることが多いみたいですね。料理を作る元気がないのかもしれません」(近隣住民)

 以前は浅野と世間話をしていたという別の近隣住民もこう話す。

「ご主人の姿はよく見かけますが、浅野さんの姿は最近、見ませんね。少し前まで、息子さんの話などもしていたのですが…」

 心配される浅野の病状について、事務所関係者はこう説明する。

「主な症状は倦怠感で、本人は“初めての経験”と言っているようです。病院の検査では命にかかわるような大病ではないとのこと。これから精密検査をしますが、状態としては、“遅れてきた更年期”のようなものだと促えています」

 更年期障害は通常、閉経の時期をはさんだ前後数年ずつの約10年間であらわれる。オーク住吉産婦人科の船曳美也子院長が説明する。

「閉経の時期には個人差があります。日本人女性の平均閉経年齢は50~51才ですが、もちろん遅い人もいる。浅野さんの倦怠感の原因が更年期障害であることは充分に考えられます」

 更年期障害は、「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンの分泌が減ることで起こる。症状としては、全身のだるさ、疲労感、急に体が熱くなるホットフラッシュや、頭痛、耳鳴り、吐き気、動悸、めまいのようなものが代表的だ。

「更年期はエストロゲンの分泌量によって症状もさまざまです。閉経後、数年経っても症状がスッキリと消えない人、“更年期が終わった”と思っても、また症状が重くなる人もいます」(船曳さん)

 4月1日、夫でコピーライターの魚住勉さん(72才)に浅野の病状を尋ねると、こう話した。

「今はちょっと休養しているだけで、基本的に家で元気にしています。ご心配おかけして申し訳ないのですが、大げさな病気ではないと思いますので」

 一刻も早く復帰してほしい。

※女性セブン2019年4月18日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

真美子さんが完走した「母としてのシーズン」
《真美子さんの献身》「愛車で大谷翔平を送迎」奥様会でもお酒を断り…愛娘の子育てと夫のサポートを完遂した「母としての配慮」
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(クマの画像はサンプルです/2023年秋田県でクマに襲われ負傷した男性)
《コォーってすごい声を出して頭をかじってくる》住宅地に出没するツキノワグマの恐怖「顔面を集中的に狙う」「1日6人を無差別に襲撃」熊の“おとなしくて怖がり”説はすでに崩壊
NEWSポストセブン
「原点回帰」しつつある中川安奈・フリーアナ(本人のInstagramより)
《腰を突き出すトレーニング動画も…》中川安奈アナ、原点回帰の“けしからんインスタ投稿”で復活気配、NHK退社後の活躍のカギを握る“ラテン系のオープンなノリ”
NEWSポストセブン
11歳年上の交際相手に殺害されたとされるチャンタール・バダルさん(21)千葉県の工場でアルバイトをしていた
「肌が綺麗で、年齢より若く見える子」ホテルで交際相手の11歳年下ネパール留学生を殺害した浅香真美容疑者(32)は実家住みで夜勤アルバイト「元公務員の父と温厚な母と立派な家」
NEWSポストセブン
今年の”渋ハロ”はどうなるか──
《禁止だよ!迷惑ハロウィーン》有名ラッパー登場、過激コスプレ…昨年は渋谷で「乱痴気トラブル」も “渋ハロ”で起きていた「規制」と「ゆるみ」
NEWSポストセブン
アメリカ・オハイオ州のクリーブランドで5歳の少女が意識不明の状態で発見された(被害者の母親のFacebook /オハイオ州の街並みはサンプルです)
【全米が震撼】「髪の毛を抜かれ、口や陰部に棒を突っ込まれた」5歳の少女の母親が訴えた9歳と10歳の加害者による残虐な犯行、少年司法に対しオンライン署名が広がる
NEWSポストセブン
新恋人A氏と交際していることがわかった安達祐実
《新恋人発覚の安達祐実》沈黙の元夫・井戸田潤、現妻と「19歳娘」で3ショット…卒業式にも参加する“これからの家族の距離感”
NEWSポストセブン
キム・カーダシアン(45)(時事通信フォト)
《カニエ・ウェストの元妻の下着ブランド》直毛、縮れ毛など12種類…“ヘア付きTバックショーツ”を発売し即完売 日本円にして6300円
NEWSポストセブン
レフェリー時代の笹崎さん(共同通信社)
《人喰いグマの襲撃》犠牲となった元プロレスレフェリーの無念 襲ったクマの胃袋には「植物性のものはひとつもなく、人間を食べていたことが確認された」  
女性セブン
大谷と真美子夫人の出勤ルーティンとは
《真美子さんとの出勤ルーティン》大谷翔平が「10万円前後のセレブ向けベビーカー」を押して球場入りする理由【愛娘とともにリラックス】
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(秋田県上小阿仁村の住居で発見されたクマのおぞましい足跡「全自動さじなげ委員会」提供/PIXTA)
「飼い犬もズタズタに」「車に爪あとがベタベタと…」空腹グマがまたも殺人、遺体から浮かび上がった“激しい殺意”と数日前の“事故の前兆”《岩手県・クマ被害》
NEWSポストセブン
「秋の園遊会」でペールブルーを選ばれた皇后雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)
《洋装スタイルで魅せた》皇后雅子さま、秋の園遊会でペールブルーのセットアップをお召しに 寒色でもくすみカラーで秋らしさを感じさせるコーデ
NEWSポストセブン