浅野温子一覧

【浅野温子】に関するニュースを集めたページです。

雑誌『GORO』の人気企画「素足のアイドルたち」に登場した女神たち(写真は川島なお美)
川島なお美、斉藤慶子、浅野温子、中條かな子…時代を彩った「素足のアイドルたち」
 1970~1980年代に一世を風靡した雑誌『GORO』の人気企画の一つが、新人アイドルの水着姿を渡辺達生が撮影するグラビアシリーズ「素足のアイドルたち」だった。 そんな青春時代に心と体を熱くしてくれた 女神たちの爽やかなショットを大公開。ビキニ姿の女神たちが今年も夏を連れてくる。川島なお美かわしま・なおみ/1960年生まれ、愛知県出身。青山学院大学在学中にデビューし、女子大生タレントとして人気沸騰。その後、女優として活躍した。2015年に胆管がんのため54歳で逝去。週刊ポストデジタル写真集『素足のアイドルたち 川島なお美』が電子書店で発売中。斉藤慶子さいとう・けいこ/1961年生まれ、宮崎県出身。1982年、JAL沖縄キャンペーンガールに起用され芸能界入り。現在も女優として幅広く活躍。週刊ポストデジタル写真集『素足のアイドルたち 斉藤慶子』が電子書店で発売中。浅野温子あさの・あつこ/1961年生まれ、東京都出身。1976年に映画『エデンの海』で女優デビュー。1983年、映画『陽暉楼』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞。ドラマでも活躍し、『抱きしめたい!』(フジテレビ系)などに出演。トレンディ女優の名をほしいままにした。中條かな子なかじょう・かなこ/1973年生まれ、広島県出身。1991年に芸能界デビュー。学園祭の女王として人気を博した。現在は広島を中心にタレント活動を続ける。週刊ポストデジタル写真集『素足のアイドルたち 中條かな子』が電子書店で発売中。全撮影/渡辺達生※週刊ポスト2022年6月10・17日号
2022.06.04 21:00
週刊ポスト
藤原紀香
2021年に「節目」を迎える美熟女の方々をまとめてみた
 年齢は単なる数字に過ぎないとはいえ、万人に共通するスケールだけに自他共に与える影響は小さくない。日々、大人力について研究するコラムニストの石原壮一郎氏が指摘した。 * * * 人は何歳になっても、時々の年齢ならではの魅力があります。たとえば女性の魅力にしても、40代には40代、50代には50代、60代には60代、70代には……(以下繰り返し)。すなわち年齢に関わらず、年齢を重ねることは「おめでたいこと」に他なりません。 そんな大前提に立って、祝福の気持ちを全力で込めつつ、2021年にそれぞれの“大台”を迎える女優やタレントをピックアップしてみました。新しいステージに立つみなさんにおかれましては、さらに磨きがかかった魅力を発揮してくれることでしょう。 一部の女性は「男は若い女が好き」と思い込んでらっしゃるようですが、それは「男性とはこういうもの」という偏見にまみれた決め付けです。たしかに「女性は若いほうがいい」という偏った価値観を持つ男性はいるし、得手不得手や役割の違いはありますが、女性の側が呪いに縛られる必要はありません。仮に「男性は若いほうがいい」と言う女性がいても、男性としては「ああ、そうですか」と聞き流せばいいだけ。その程度の話です。 誤解を回避するための念入りな予防線、失礼いたしました。では、順に祝福させていただきます。2021年に20歳になる組は……どうでもいいですね。続いて、30歳になる組には……ここもまあ、円熟味という点ではまだまだ力不足。しかも、真意が伝わらずに怒り出しそうなお年頃という気もするので(偏見にまみれた決め付け)、次にいきます。40歳組は、安達祐実、柴咲コウ、安めぐみ、佐藤江梨子、キンタロー…… 2021年に40歳になる組。年齢を重ねることで新たな境地を切り開き始めるのは、たぶんこの頃からです。お名前をあげてみましょう(以下、敬称略&順不同)。 安達祐実、尾野真千子、新山千春、柴咲コウ、安めぐみ、佐藤江梨子、池脇千鶴、安倍なつみ、飯田圭織、内山理名、高橋真麻、キンタロ―……。ジャンルもキャラクターも多士済々。これから先も着々と熟していく姿で、私たちをウットリさせ続けてくれるでしょう。ちなみに男性には、星野源や内山信二がいます。50歳組は、藤原紀香、檀れい、木村多江、牧瀬里穂、光浦靖子…… 2021年に50歳になる組。この頃から、熟した魅力に奥行きや貫禄が出てきます。顔ぶれの豪華さからも、その確かな実力を感じ取ってもらえるでしょう。 藤原紀香、檀れい、木村多江、牧瀬里穂、高田万由子、吉本多香美、川原亜矢子、中嶋朋子、酒井法子、松嶋尚美、光浦靖子、大久保佳代子……。具体例をあげるのは差し控えますが、「えっ、この人とこの人は同い年だったんだ」という意外な発見を楽しんでいただくのも一興。ちなみに男性には、つぶやきシローやカンニング竹山がいます。60歳組は、石野真子、浅野温子、伍代夏子、藤あや子、泰葉…… 2021年に60歳になる組。人生経験からにじみ出る魅力が、美しく花開く年代です。お名前の並びを見て、それぞれに高く美しい山がそびえ立っている印象を受けるのは私だけでしょうか。 石野真子、浅野温子、賀来千香子、伍代夏子、藤あや子、高橋ひとみ、手塚理美、斉藤慶子、斉藤とも子、藤吉久美子、春やすこ、泰葉……。私たち中年世代には、この方々がそれぞれの年代で魅力を発揮なさっていた記憶があります。あらためて、その幸せを噛みしめましょう。ちなみに男性には、田原俊彦や石橋貴明がいます。70歳組、80歳組、90歳組には、どんなベテラン美女が…… 2021年に70歳になる組には、多岐川裕美、阿川泰子、浅茅陽子など。80歳になる組には、倍賞千恵子、三田佳子、樫山文江など。90歳になる組には、香川京子、久我美子など。これまでの長年のご恩に感謝しつつ、これからも末永くお元気でいてくださることを祈りましょう。ちなみに男性は、70歳には笑福亭鶴瓶やオール巨人、80歳には萩本欽一や仲本工事がいます。 あなたは、どの年代、どの顔ぶれにグッと来ましたか。2021年になっても、常にコロナを意識せざるを得ない状況は続きそうです。社会的にも個人的にも、ままならないことは多いかもしれません。ベテラン美女から中堅美女、新米美女まで、さまざまな美女パワーで自分を鼓舞しながら、今年もしぶとく生き抜きましょう。ありがたやありがたや。
2021.01.03 16:00
NEWSポストセブン
トレンディ女優と呼ばれる前の初々しい浅野温子
10代の浅野温子 トレンディドラマ出演前の輝くグラビア
 1974年から1992年に発行されていたグラビア誌『GORO』の目玉の一つが、カメラマン・渡辺達生氏が撮り続けた新人アイドルたちの水着グラビアだった。宮沢りえ、石田ゆり子、高岡早紀、松下由樹、南野陽子……今も第一線で活躍する女優たちが大きく羽ばたく前の瑞々しい姿を披露したこのシリーズは、のちに「素足のアイドルたち」と題されて別冊化や文庫化され大ヒットした。 中でも多数の登場回数を誇るのが浅野温子だ。初登場は1979年3月8日号。当時18歳の彼女は、女優として“駆け出し”の頃。グアムのビーチで、伸びやかな肢体を思いっきり解放した。 その後、1983年に結婚するまで計5回誌面を飾った。その間、1981年に映画『スローなブギにしてくれ』で大きな注目を集め、1983年には映画『陽暉楼』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。名実ともに一流女優の仲間入りを果たした。 その後は『あぶない刑事』や『抱きしめたい!』、そして『101回目のプロポーズ』などドラマ史に残る名作に立て続けに出演し、「トレンディ女優」の名をほしいままにした。 少女の面影を残しながらも、大人の色香を漂わせていく──彼女の成長が活写されたグラビアを見ると、男なら誰もが「抱きしめたい!」と思わされるだろう。【プロフィール】浅野温子(あさの・あつこ)/1961年3月4日生まれ、東京都出身。1976年、映画『エデンの海』で女優デビュー。その後、映画やドラマで活躍の場を広げ、ドラマ『抱きしめたい!』(フジテレビ系)では共演の浅野ゆう子と共に「W浅野」と呼ばれた。2020年は映画『みをつくし料理帖』に出演した。撮影/渡辺達生※週刊ポスト2021年1月1日・8日号
2021.01.03 07:00
週刊ポスト
出演する映画は歴史もの
浅野温子、30年ぶり角川春樹作品で「お互いとし取ったね」
『抱きしめたい!』、『101回目のプロポーズ』ほかトレンディードラマで一世を風靡した“トレンディー女優”がスクリーンに戻ってきた──。角川春樹が“生涯最後”の映画監督作品をしてメガホンを取った映画『みをつくし料理帖』で、4年ぶりに映画出演する浅野温子(59才)。彼女は原作のファンでもあるという。 同作は江戸・神田の蕎麦処『つる家』で女ながらに料理人として働く澪(松本穂香)が艱難辛苦を乗り越えながら、天性の料理の才で運命を切り拓いていく物語。劇中では澪が暮らす長屋の隣人で『つる家』の手伝いもしている、おりょうを演じる。「おりょうは長屋代表として澪ちゃんをきちんと迎えて、長屋の人と人、『つる家』と食べに来てくださる人をつなげて温かい雰囲気を出せたらいいなと原作ファンとしては思っていたんですけれども、現場へ入って監督にすべて壊されました! 澪ちゃんが幸せになれるように彼女が料理を作れる場所を盛り上げていく存在でありたいと考えていたものの、『つる家』ではどちらかというとお客さんとのバトルになりまして(苦笑)。 常連客の清右衛門(藤井隆)とのかけあいは脚本が切れても監督からカットがかからずアドリブ合戦になっていて、最後はほとんどでたらめ。“誰か、監督を止めろぉ”と心の中で叫んでいました(笑い)。あまりにはっちゃけているのでおりょうが作品を壊していると言われたらどうしようかと心配で、私は番宣を控えた方がいいのではとひやひやしています」(浅野・以下同) 角川春樹がメガホンを取った同作には、薬師丸ひろ子、渡辺典子、石坂浩二、榎木孝明、鹿賀丈史ら角川映画の常連だった豪華メンバーが集結。『スローなブギにしてくれ』(1981年)で主演デビューをした浅野は、『天と地と』(1990年)以来30年ぶりの角川組参加となった。「最後にご一緒できて光栄ですが、監督とは“お互いとし取ったね”という感じですよね(笑い)。角川監督と聞いて思い浮かぶのはとにかく怖かったということです。今回の現場では菩薩のように穏やかでしたが、監督デビュー作となった『汚れた英雄』(1982年)のときなどは怒鳴りまくっていて、あまりの厳しさに鬼が来たかと思うくらい。 だから『みをつくし料理帖』の最終日に私が考えてきた演技プランにNGを出されまくりながらも“温子はちゃんと考えてくるね”なんてほめてもらっても、最後の最後まで怖いなと油断できなくて」鉄矢さんがトラックの前へ飛び出してから28年ぶりの再会 怖い怖いと言いながらも角川監督を慕い、現場では昔話に花も咲いたとか。「『スローなブギにしてくれ』は監督ではなくプロデュース作品でしたが、角川春樹がキャンペーンで全国ツアーをするというので、ものすごい数の媒体が集まってくださったんです。 キャストや監督などそれぞれが別の場所で1日三十数社の取材を受けて夕ご飯に集まるという生活を3か月ほどしていたのですが、1週間ほど経った頃かな、あまりの忙しさに“みんなお友達!”みたいなおかしなテンションになってきまして(笑い)。最後の1人がお店へ到着する前に全員が椅子の下や押し入れにかくれんぼをして“わぁーっ!”と驚かしたりしてた。 角川監督がガキ大将で悪友の仲間が集まって遊んでいるみたいなノリでね。“あのときはみんなばかでしたねぇ”と言ったら、監督も“う~ん、いちばん覚えているよ”なんて笑っていましたよ。あははは」 昨年には最高視聴率36.7%を記録した『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)で相手役を務めた武田鉄矢と『水戸黄門』(TBS系)で共演を果たすなど、懐かしい再会が続いている。「鉄矢さんがトラックの前へ飛び出してから28年。別の俳優さんとは40年ぶりの再会もあったんですよ。怖いよねぇ(笑い)。でも同じ業界にいても実際はなかなか会えなかったりするものなので、こうして再びご一緒できるのはやっぱりうれしいですし、長く女優を続けられたご褒美でもあるのかな」 来年は俳優デビュー45周年。これまでの歩みを振り返りながら、浅野は女優として生きる喜びを味わっていた。※女性セブン2020年10月22日号
2020.10.11 07:00
NEWSポストセブン
出演する映画は歴史もの
浅野温子 60代間近にワンレンを遊び心溢れるアレンジ
 角川春樹が“生涯最後”の映画監督作としてメガホンを取った映画『みをつくし料理帖』が10月15日に公開される。同作で30年ぶりに角川組に参加したのが、浅野温子(59才)だ。 トレンディードラマ全盛期のバブル時代、若い女性に爆発的に流行したロングのワンレングス“ワンレン”。トレンディー女優として名を馳せた彼女は、ワンレンの代名詞として語られるほど象徴的な存在だ。しかし、60代を間近に控えた現在のセミロングヘアはそのイメージを残しながらもサイドをアシンメトリーにして当時よりも攻めている。 遊び心のあるカットが気になって浅野に声をかけると、「実はね、こうなっているの!」と、クルッと体を半回転して後ろ姿を披露してくれた。するとセミロングに見えた髪はバックがショートボブに切り揃えられ、さらに攻めていた。「暑い時期だったので襟足を短くすれば風通しがよくなって涼しいだろうなというのと、髪が長いと洗うのも大変で乾かすにもドライヤーをずっと持っているのが重くていやだなって。どうしたらラクに髪を手入れできるだろうと考えて、“よぉし、だったら後ろを短くしちゃえ!”ってね。江戸時代が舞台の『みをつくし料理帖』の撮影中に切ったので、かつらが着けづらいと床山さんに叱られちゃいました」(浅野・以下同) そう語り“えへへ”と肩をすくめる仕草がチャーミング。たっぷりとした艶のある黒髪に欠かせないのが、マイナスイオン搭載のドライヤー。「数年前に1か月ほど名古屋で舞台があって、長旅に何か新しいものをお供にして気分をアゲたいなと思って買ったんです。髪のケアは毎日自分でしますものね。それをずっと愛用しています。あれ、顔にもいいんですよ。冷風で髪をガーッと乾かしたら、仕上げに顔にもマイナスイオンをビーッとやって。冬場にやりすぎると顔が凍っちゃうんだけど(笑い)、いまの季節はそれで肌の調子がとてもいいんです」 身の回りにお気に入りのグッズを携えるのは浅野流のリラックス法で、自宅や移動車はドラえもんグッズであふれているのだとか。過去にはアニメの『ドラえもん』役の声優オーディションに自ら参加したほど、浅野は大のドラえもん好きとして知られている。「あのフォルムと色が大好き。自宅の居間には大きなドラえもんのぬいぐるみがいて、その子を背もたれにしてテレビを見ているんです。抜群の弾力があって気持ちがいいんだけど、あまりにギュッと押し潰しちゃうものだから近頃はすっかりやせて〝美ボディー”になってきちゃって(笑い)。グッズはたくさんありますよ。あ、これはサインを書くときの筆ペンなどを入れているペンケースで、今回の映画の撮影現場にもいつも持っていきました」 かばんから出して見せてくれたのはドラえもん形のポーチ。ほかの小物類もさりげなくドラえもんカラーで揃えられ、愛情の深さが伝わってきた。いったん夢中になったらとことんのめり込む、そんな一途な性格なのだろう。■撮影/江森康之※女性セブン2020年10月22日号
2020.10.10 11:00
女性セブン
天海主演『緊急取調室』の視聴率は絶好調
『サザエさん』実写版はなぜ面白い 天海祐希版はどうなる?
『サザエさん』を楽しめるのはアニメだけじゃない。ドラマや舞台などの実写版では、多くの女優が演じて話題を集めてきた。このほど、舞台版は藤原紀香、ドラマ版は天海祐希が主演。“実写版サザエさん”の面白さについてコラムニストのペリー荻野さんが解説する。  * * * 放送開始50周年で何かと注目が集まる『サザエさん』。1979年には最高視聴率39.4パーセントを記録。「もっとも長く放送されているテレビアニメ番組」としてギネスブックにも認定され、着々と記録を更新中だ。 今年は舞台で藤原紀香、ドラマでは天海祐希がサザエさんになるというので、サザエさん対決!?と話題になっている。過去にも、古くは昭和の歌姫・江利チエミ、80年代には朝ドラ女優・星野知子、トレンディドラマで活躍した浅野温子、元気いっぱいの観月ありさもサザエさんを演じてきた。 こうした作品を観てきて気づくのは「サザエさんの実写版は、細かいところが面白い」ということだ。実写版といえば、サザエさんや波平さんの特長的な髪型やイニシャル入りの服、波平の「ばっかもーん!!」がいつ出るかなどに注目しがちだが、それは「あって当たり前」な要素。「サザエさんワールド」には、もっと細かいおなじみの要素がいろいろあるのである。 たとえば、明治座の藤原紀香サザエさん。これはテレビアニメの十年後という設定なので、波平(松平健)は定年退職、マスオ(葛山信吾)は部長に昇進、カツオ(荒牧慶彦)は大学生で、ワカメ(秋元真夏・齋藤京子Wキャスト)は服飾専門学校生、タラオ(大平峻也)も中学生である。サザエはフネ(高橋惠子)と家のことで忙しい。登場人物は、それぞれ年を重ねてはいるが、アナゴはぷりぷりのたらこ唇だし、花沢さんは十年たってもガラガラハスキーボイス。よく見ると、磯野家のフライパンはかろうじてフッ素加工のようだが、炊飯器は緑色の旧型だし、固定電話はもちろん黒電話! そうそう、こうでなくっちゃ。こんな「確認」は、実写の隠れた楽しみだ。 家電へのこだわりは、観月ありさ版でもしっかりあった。こちらは冷蔵庫がアニメと同じ「緑色のツードア」タイプ。さらにこだわっているのは、男性陣のヘアスタイルだ。マスオ(筒井道隆)の後ろ髪もほんの少しハネているし、三河屋のさぶちゃん(勝俣州和)の前髪はひさしのごとく10センチくらい張り出している。 なお、江利チエミのサザエさんは、アニメの放送開始以前の作品ということもあり、とっても自由。サザエさんは、隠れていた床下やタンスの中から唐突に飛び出して、波平をひっくり返らせたりする。こだわりとか再現ではなく、おおらかなリアル昭和なのだ。また、星野知子版は、なんとタイムスリップ。全身銀色のタイツの未来人スタイルでニコニコしたりして、別の意味でおおらかさを感じる。 こうなると気になってくる天海祐希のサザエさん。私の予想ではサザエのサンダルダッシュは、歴代で一番歩幅が広いと思う。そして速い。逃げるカツオは100パーセント確保。天海版の物語はアニメの二十年後。家電はどうなっているのか。それより何よりタマが心配だ。紀香版では、酒井敏也がまっ白いしっぽをつけたご長寿タマになって出演。屋根にのぼるのもずいぶん大変そうだった。でも、二十年後は…。かつて浅野忠信のカツオ、小栗旬のタラオなどが出たCMでは、タマは三代目になっていた。タマの運命は…気になる。
2019.09.19 07:00
NEWSポストセブン
浅野温子、ブレイク直前19歳のビキニ
『GORO』秘話「グアム100回、ハワイ120回行った」と渡辺達生氏
 創刊当初のグラビア誌『GORO』編集部があったのは、小さな3階建てのビルの一室でした。1階がとんかつ屋で、店に置いてあるノートに名前を書くとタダでカツ煮を食べることができました。『GORO』編集部が払ってくれていたみたいで、毎日昼はカツ煮を食べていた(笑い)。あの味だけは忘れられません。 当時の編集部は勢いがあって、スタッフもどんどん増えて移転するたびに広い部屋になった。私が最初のグラビアを撮ったのは16歳の片平なぎささん。まだ予算がなかったのでロケ地は湘南だったけど、しばらくすると国内からグアムになって、そのうちグアムにも飽きてハワイになりました。 数えてみたら、『GORO』でグアムに行ったのは100回。ハワイは少なくとも120回行きました。毎月1週間から10日滞在して、その間にモデルが入れ替わり立ち替わりやってきて、2~3人撮影するというパターンですね。 その頃のカメラはフィルムだから、今のデジタルと違って後から修正するのが大変でした。毛を一本消すのも手間が掛かるし、肌の色も調整できません。麻生祐未さんは、ロケ地に前乗りして小麦色に肌を焼いてから撮影に臨んでいました。私も、今ではあまり見られない黒のレフ板を使って陰影を作って少しでも体が細く見えるような工夫をしたりして、カメラマンも知恵を絞り技術を駆使して撮っていました。 1992年に休刊になってからも、OB会を開くと当時の編集者やフリーのカメラマン、ライターなどが30人以上も集まるほどで、誰にとっても強い思い入れのある雑誌だったんです。『GORO』のアートディレクターだった長友啓典さんは生前、一緒にゴルフに行くと車の中で、「もう一度、1号だけでいいから復刊したい」と話していました。「表紙は誰がいいかな」なんて盛り上がっていたのだけど、いつのまにか立ち消えになったから残念です。長友さんの遺志を継ぐというわけじゃないけど、復刊してほしいですね。その時の表紙は……二階堂ふみさんがいいね。※週刊ポスト2019年9月20・27日号
2019.09.15 16:00
週刊ポスト
斉藤慶子ほか、50周年『週刊ポスト』表紙女性 80年代編
斉藤慶子ほか、50周年『週刊ポスト』表紙女性 80年代編
『週刊ポスト』がこの8月で創刊50周年を迎える。1969年に創刊された同誌は、表紙に各時代で活躍した女優や女性タレントたちを起用して話題となった。中でも1980年代はアイドル隆盛の10年だった。松田聖子は1980年11月14日号に初登場。1月発売の迎春特大号などを飾る機会が多かった。1986年には“美少女”の先駆け、後藤久美子が12歳で表紙デビュー。本誌カバーガール史上の最年少を記録する。 こうして10代アイドルの占める割合が増えていく一方、樋口可南子や坂口良子、古手川祐子、賀来千香子という正統派美人女優も合併号などで数多く顔を出してくれた。 1986年7月の鈴木保奈美、1987年7月の森高千里など、デビューしたばかりの美女をいち早く起用することも。1988年の創刊1000号は、大人気の“バラドル”だった井森美幸が飾っている。 ここでは、1980年代に『週刊ポスト』の表紙を飾った女性たちを紹介しよう。◆斉藤慶子(1984年4月20日号) 熊本大学在学中の1982年、「JAL沖縄キャンペンガール」に選ばれて芸能界入り。◆多岐川裕美(1980年9月12日号)『柳生一族の陰謀』『俺たちは天使だ!』などのドラマで人気に。◆浅野温子(1981年4月24日号) 1981年の映画『スローなブギにしてくれ』で、小悪魔的な女性を熱演し話題に。◆田中好子(1980年10月10日号) 1978年のキャンディーズ解散で引退したが、1980年に女優として復帰。◆河合奈保子(1982年2月12日号) 1980年に歌手デビュー。1981年の『スマイル・フォー・ミー』で紅白初出場。◆賀来千香子(1983年7月1日号) モデルを経て、1982年に女優デビュー。1986年には『男女7人夏物語』に出演。◆古手川祐子(1984年5月4日号) 清純派女優として人気を博し、1983年の市川崑監督『細雪』では四女を好演。◆後藤久美子(1986年4月11日号) 1986年、NHK『テレビの国のアリス』で女優デビューし、翌年にはNHK大河ドラマ『独眼竜政宗』に出演。今年12月27日公開の新作映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』で山田洋次監督からの熱烈なオファーを受け、23年ぶりに女優復帰する。◆鈴木保奈美(1986年7月25日号) 1986年にドラマ『おんな風林火山』に主演し、数多くのトレンディドラマに出演。◆菊池桃子(1986年8月15日号) 1984年より清純派アイドルとして人気に。1986年には25万人握手会実施。◆酒井法子(1987年5月22日号) 1986~1987年のテレビ番組『モモコクラブ』で人気を博し、1987年に歌手デビュー。●撮影/秋山庄太郎 文/岡野誠※週刊ポスト2019年8月16・23日号
2019.08.07 16:00
週刊ポスト
原田知世、三上博史…トレンディ俳優が今、再び脚光のワケ
原田知世、三上博史…トレンディ俳優が今、再び脚光のワケ
 今期のドラマを見ながら、「懐かしい」と思っている世代の人もいるのではないか。というのも、バブル経済の真っただ中にトレンディドラマで活躍した俳優が多く出演しているのだ。その背景についてコラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * さて、世の中の田中圭ファンは、このドラマを歓迎しているんでしょうか? つい問いかけたくなる『あなたの番です』(日本テレビ系)。 あるマンションの住人たちがふざけて始めた「交換殺人ゲーム」に従って(?)、本当に次々人が死んでいくという恐ろしい展開のこのドラマ。田中圭は、新婚カップル、手塚菜奈(原田知世)の夫・手塚翔太役でW主演している。あれ? 原田知世といえば、朝ドラ『半分、青い。』では、谷原章介の妻で、佐藤健のお母さんでしたよね? それが田中圭と新婚? そうです。この夫婦は、妻が49歳、夫が34歳の年の差カップル。 いつも「翔太くん」「菜奈ちゃん」と呼び合い、事件の緊張感が高まる中、妻が「気をつけてね」と心配すれば、夫は「菜奈ちゃんもね」と見つめ合って、玄関でチュー。食事をすれば「食欲の次は」と夫が妻を追いかけてベッドーGO! これだけわかりやすいいちゃいちゃシーンも今どき珍しい。田中圭ファンのみなさんの心中は如何に!? 原田は1987年にはトレンディ映画とも呼ばれた『私をスキーに連れてって』、1989年には『彼女が水着にきがえたら』に主演。昭和、平成、令和と時をかけて主演を続けている。 原田だけでなく、最近のドラマを見ていると、「バブル期の俳優たちは強い」ことがよくわかる。『私をスキーに~』の相手役だった三上博史は、現在、『日曜劇場 集団左遷!!』(TBS系)で、福山雅治を締め付けている。『集団左遷!!』第3話には、バブル期トレンディドラマの女王とも言われた浅野ゆう子がビューティサロンの女性社長役でゲストに。あまりの迫力に福山ら銀行マンたちもうっかり巨額融資してしまいそうであった。 また「24時間戦えますか」というバブル期を象徴する名キャッチコピーの栄養ドリンクCMで一世を風靡し、ドラマ『日本一のカッ飛び男』などに出演した時任三郎も、今期、山下智久主演の『インハンド』(TBS系)でカギを握る研究者役で出演。7月からの新月9ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系)では、上野樹里演じる監察医の父役だ。 そして、驚いたことに16日に放送される武田鉄矢主演『水戸黄門』(BS-TBS)は浅野温子がゲスト。バブル期に浅野ゆう子とともにW浅野の名で注目された浅野温子が、『101回目のプロポーズ』(フジテレビ系)で武田鉄矢と共演したのは1991年。武田がトラックの前に飛び出し「僕は死にましぇーん」と、彼女に思いを伝えるシーンは語り草だ。後に『101回目のプロポーズ』が時代劇舞台になって博多座で上演されたときには、腰が抜けそうになった(そして観に行った)が、ドラマでの共演は『水戸黄門』が28年ぶりという。 バブル期の俳優の強さはどこにあるのか。一番大きいのは、やはり圧倒的な知名度である。バブル期までは、十代から二十代、三十代、その親世代までドラマ出演俳優の顔や名前をみんなが知っていたのだ。現在のように新進の劇団系や若手お笑い系など、知る人ぞ知る出演者、親世代にはほぼ判別不可能な出演者による深夜ドラマなどはほとんどなかった。 バブル期の俳優が出ることで、人口が多い当時のドラマ視聴者世代にはおなじみ感が持ってもらえるし、敷居が低く感じられることは事実。鉄矢は老けたけど、浅野温子は変わってないわ~。放送前からバブル期視聴者のこんな声が聞こえてきそうである。
2019.06.16 07:00
NEWSポストセブン
天海主演『緊急取調室』の視聴率は絶好調
4月クールのドラマ テレ朝の勢い止まらず、視聴率も好調
 4月から始まった平成最後の春ドラマが出揃った。新時代にさしかかり、さらなる盛り上がりを見せているが、どのドラマを見続けるかどうかは悩みどころ──。今クールのドラマの特徴を、ドラマウオッチを続けるノンフィクション作家の山下柚実さんはこう読み解く。「タイプは2つ。高視聴率で平成を駆け抜けた『科捜研の女』(テレビ朝日系・木曜20時)や第3シーズンを迎える『緊急取調室』(テレビ朝日系・木曜21時)のように固定客を持つ安定した作品と、働き方改革を描く『わたし、定時で帰ります。』(TBS系・火曜22時)、LGBT要素のある『きのう何食べた?』(テレビ東京系・金曜24時12分)や『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系・土曜22時)のような、時代性を存分に取り入れた作品の両極端に分かれます。テーマがとんがっていてもしっかりと人間が描かれていればいい作品になるというのは『おっさんずラブ』(2018年・テレビ朝日系)で証明済み。社会性を取り込む挑戦は見物です」 辛口コラムニストの今井舞さんは、主役感が弱まっていると指摘。「前クールの『3年A組』(日本テレビ系)で、若い層にもドラマを見てもらえるということに味をしめたのか、若手人気俳優を大量に集めました!という作品が多く見られます。主役を大人数にして責任の分散を図ろうという意図が見え見えです」 ドラマ通が代替わりを超えて見続けるのはどの作品か聞いてみた。◆視聴率上位はテレ朝祭り 平均視聴率を上から見るとトップは『緊急取調室』、2位には『特捜9』(テレビ朝日系・水曜21時)と『集団左遷!!』(TBS系・日曜21時)が同着、4位は僅差で『科捜研の女』が続く。テレ朝の圧勝だ。「『緊急取調室』略して“キントリ”は、主演の天海祐希(51才)がクランクイン前に故・大杉漣さんのお墓参りに行き、思いを新たにしたそう。第1話に登場した浅野温子(58才)が体調不良で舞台を降板したことで、放送前はスタッフ間で『お祓いにいった方がいいのでは…』なんて言われていましたが、数字は絶好調で、現場の雰囲気もいい」(ドラマ制作スタッフ) ただ、こんな声も。「『ドクターX』で時代を築いた米倉涼子(43才)もそうだが、キャラクター色が強く演技が一辺倒になりがち。最初は面白かったストーリーも、最近は勧善懲悪の繰り返しが多く、年輩者のウケがよくても本当のドラマ好きは見続けていない傾向も。ドラマ制作に携わるテレビマンの中での“視聴熱”トップは、実は低視聴率とこきおろされているNHK大河ドラマ『いだてん』です」(前出・ドラマ制作スタッフ) とはいえ、テレ朝の勢いは止まらない。「今クールは、日曜日以外は何かしらのドラマにジャニーズタレントが出演していて、ファンは録画に視聴に大忙し。亀梨和也(33才)が二階堂ふみ(24才)とW主演を務める『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系・木曜22時)と、山下智久(34才)主演の『インハンド』(TBS系・金曜22時)の『修二と彰』コンビの一騎打ちとみられていましたが、まさかの井ノ原快彦(42才)が『特捜9』でトップを軽やかに奪取。“テレ朝力”はあなどれませんね」(テレビ誌記者) 修二と彰の初回対決は、『インハンド』が11.3%、『ストロベリーナイト・サーガ』は7.8%と山下に軍配。「『ストロベリーナイト~』は竹内結子(39才)が主演した2012年のドラマのリメークですが、主役の姫川は竹内以外に考えられないというファンが多い中、二階堂がその役を演じることになったのですからあまりにも酷。 フジは『GTO』や『花ざかりの君たちへ』など、安易に過去のドラマのリメークをするのですが、毎回コケています。今回も初回放送終了後、ネットのトレンドワードには『竹内結子』が浮上しましたが、このドラマには、竹内が2月に再婚したばかりの中林大樹(34才)が出演中なこともあって、内心は複雑でしょうね。 このドラマのいいところを挙げるとすると、私服警官の敬礼が15度のお辞儀であるなど細部がリアルなところです」(フジテレビ関係者)※女性セブン2019年5月9・16日号
2019.04.25 07:00
女性セブン
2LDKで男2人暮らし(番組公式HPより)
「W主演」ドラマ急増 背景に単独主演はれるスターの減少も
“平成最後”の連続ドラマがいよいよ始まった。『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』のヒットの後を受け、期待が高まる「日曜ドラマ」枠は、『あなたの番です』。フジテレビ伝統の「木曜劇場」には『ストロベリーナイト・サーガ』が登場。日本テレビの「新・水曜ドラマ」は『白衣の戦士!』。テレビ東京の木曜深夜「木ドラ25」枠からは『電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-』、同じくテレ東金曜深夜の「ドラマ24」は『きのう何食べた?』。実はこれら5作にはある共通点がある。それが「W主演」だ。舞台・ミュージカルではよく聞く「W主演」。ドラマ界でも増加の“なぜ”を追った。◇2人の組み合わせを見てほしいという思い『白衣の戦士!』は、中条あやみ&水川あさみによるW主演。病院を舞台にしたお仕事コメディだが、そんな看護師ドラマで記憶に残る過去の作品の1つが、観月ありさ主演『ナースのお仕事』(フジテレビ系)だ。  同作で話題を集めたのが、観月演じる新米ナース・朝倉いずみと、その指導役である先輩看護師・尾崎翔子を演じた松下由樹の掛け合いだ。そんな新人とベテランの凸凹コンビによって成り立っていた『ナースのお仕事』も、観月の単独主演だった。 だが今回の『白衣の戦士!』は先述の通り、中条&水川のW主演。こうした背景には、本作が2人の看護師のコンビネーションで繰り広げられることを最初から前面に打ち出そうという意図が見て取れる。つまり何をおいても彼女たちを見てほしいという制作サイドの思いの表れなのであろう。  ちなみに中条は今作が「連ドラ初主演」。これをキャッチコピーにすることもできたはずだが、それよりも知名度や女優の格としては上の水川とのW主演をうたうほうが、“強い”と制作サイドが考えたのではないか。 ◇恋愛ドラマも「W主演」としたほうが伝わりやすい 今月5日からスタートした深夜ドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)。これは同性愛カップルが主人公の物語で、西島秀俊と内野聖陽がW主演を務める。こうした恋愛もので重要なのは、恋人は誰と誰なのかということ。そこで「AとBによるW主演の恋愛ドラマ」と銘打てば、恋する2人が誰なのかを即時に伝えられる。今回のドラマでは、西島と内野がカップルになるという意外性のある構図を一言で解説できるというメリットもあるだろう。 新・日曜ドラマ『あなたの番です』のW主演は、人気絶頂の田中圭と、奇跡の51歳・原田知世の2人。彼らは夫婦役だ。こちらも「W主演」とすることで、テレビや雑誌などでPRする際、異色の組み合わせをダイレクトに表現できる。◇幅広いファンを取り込める この『あなたの番です』でさらに言えるのは、2人の役者のファンを同時に取り込めるということだ。つまり田中圭のファンだけではなく、原田知世をデビュー当初から知っている同世代もターゲットにできる。 『ストロベリーナイト・サーガ』のW主演は二階堂ふみ、KAT-TUN・亀梨和也だ。こちらも似たような“もくろみ”が働いているだろう。二階堂のファンだけではなく、熱狂的な人が多いと言われる亀梨のファンの視聴者も獲得できるのだ。◇“season1”との差別化を図れる 『ストロベリーナイト・サーガ』のルーツはかつて同じフジテレビ系で放送され、ヒットしたドラマ『ストロベリーナイト』である。 同作で主演を務めていたのは竹内結子。警部補・姫川玲子を演じ、捜査一課殺人犯捜査第十係を率いていた。その部下の巡査部長・菊田和男を演じていたのが西島秀俊。2人によるコンビは人気を博し、劇中では2人一緒になるシーンも多かった。だが彼らが”名バディ”を組んでいたにもかかわらず、同作は「W主演」ではなかった。 今回の『ストロベリーナイト・サーガ』も二階堂の単独主演だけでも“通り”はいいはずだが、これを二階堂&亀梨としたことは、今作ではより菊田のキャラクターを押し出そうという狙いもあるだろう。 そんな、「season1」との違いを鮮明にする意図は、『電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019-』でも見て取れる。このW主演は乃木坂46山下美月と、『3年A組』の逢沢博己役で名を馳せた萩原利久。昨年1月期にオンエアされた前作『電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-』では元乃木坂46・西野七瀬と野村周平の恋愛模様が描かれたが、こちらは西野の単独主演だった(西野はオンエア時、現役メンバー)。◇映画界でもW主演が急増 もちろん、これまでもW主演ドラマがなかったわけではない。例えば1988年、社会現象を巻き起こした『抱きしめたい!』(フジテレビ系)は浅野温子、浅野ゆう子のW主演。1993年の『振り返れば奴がいる』(同系)も主演は織田裕二と石黒賢だった。 だがこれまで述べてきたように、1つのクールにこれだけ「W主演」作品が集中することが今まであっただろうか。 テレビドラマだけではない。映画界でも「W主演」が“流行っている”。  今年すでに公開されたものだけでも『雪の華』登坂広臣&中条あやみ、『翔んで埼玉』二階堂ふみ&GACKT、『あの日のオルガン』戸田恵梨香&大原櫻子、『九月の恋と出会うまで』高橋一生&川口春奈、『君は月夜に光り輝く』永野芽郁&北村匠海などがある。 さらにこの先に封切られる予定、もしくは実写化が発表された「W主演」映画も、横浜流星&中尾暢樹『チア男子!!』、坂口健太郎&吉田鋼太郎『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』、三浦貴大&成海璃子『ゴーストマスター』、堤真一&ナインティナイン岡村隆史『決算!忠臣蔵』、松本穂香&渋川清彦『酔うと化け物になる父がつらい』、上白石萌音&山崎紘菜『スタートアップ・ガールズ』など多数控えている。◇突出したカリスマスターの減少も こうしたW主演が増えた遠因としては、例えば木村拓哉、米倉涼子、綾瀬はるか、堺雅人らのように単独主演で視聴率、あるいは興行収入が見込めるスターが少なくなっていることもあるだろう。つまり2人タッグを組むことで、力を補い合う狙いだ。今の時代、そうした孤高の存在を立てるよりも「2人」が物語を織りなす作品のほうが、親近感が持たれるのかもしれない。 ただ結局は、単独主演でもW主演でも、大事なのはそうした”看板”より内容である。「W主演」という聞こえのいい響きを裏切らない作品を期待したいところだ。(芸能ライター・飯山みつる)
2019.04.23 16:00
NEWSポストセブン
入院はせず自宅で静養している
浅野温子が舞台緊急降板、夫と医師の見解と近隣住民の声
 この3月に58才になったばかりの彼女の体に大きな変化が起きている。浅野温子が、4月20日開幕予定の舞台『「銀河鉄道999」さよならメーテル~僕の永遠』を降板することになった。突然の降板の原因は体調不良だ。「全身がだるく、力が入らないそうで、ドクターストップがかかりました。詳しい検査はこれからですが、熱心に稽古をこなしていたので、本人は無念だと思います」(舞台関係者) 静かな異変は、自宅近くでも見受けられていた。「そういえば、最近は食事に出前を取ることが多いみたいですね。料理を作る元気がないのかもしれません」(近隣住民) 以前は浅野と世間話をしていたという別の近隣住民もこう話す。「ご主人の姿はよく見かけますが、浅野さんの姿は最近、見ませんね。少し前まで、息子さんの話などもしていたのですが…」 心配される浅野の病状について、事務所関係者はこう説明する。「主な症状は倦怠感で、本人は“初めての経験”と言っているようです。病院の検査では命にかかわるような大病ではないとのこと。これから精密検査をしますが、状態としては、“遅れてきた更年期”のようなものだと促えています」 更年期障害は通常、閉経の時期をはさんだ前後数年ずつの約10年間であらわれる。オーク住吉産婦人科の船曳美也子院長が説明する。「閉経の時期には個人差があります。日本人女性の平均閉経年齢は50~51才ですが、もちろん遅い人もいる。浅野さんの倦怠感の原因が更年期障害であることは充分に考えられます」 更年期障害は、「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンの分泌が減ることで起こる。症状としては、全身のだるさ、疲労感、急に体が熱くなるホットフラッシュや、頭痛、耳鳴り、吐き気、動悸、めまいのようなものが代表的だ。「更年期はエストロゲンの分泌量によって症状もさまざまです。閉経後、数年経っても症状がスッキリと消えない人、“更年期が終わった”と思っても、また症状が重くなる人もいます」(船曳さん) 4月1日、夫でコピーライターの魚住勉さん(72才)に浅野の病状を尋ねると、こう話した。「今はちょっと休養しているだけで、基本的に家で元気にしています。ご心配おかけして申し訳ないのですが、大げさな病気ではないと思いますので」 一刻も早く復帰してほしい。※女性セブン2019年4月18日号
2019.04.04 11:00
女性セブン
榎木孝明が語る浅見光彦との出会いと市川崑監督の演出
榎木孝明が語る浅見光彦との出会いと市川崑監督の演出
 映画史・時代劇研究家の春日太一氏がつづった週刊ポスト連載『役者は言葉でできている』。今回は、俳優・榎木孝明が、角川春樹監督との思い出、当たり役となった“浅見光彦”を初めて演じたときの市川崑監督の演出について語った言葉をお届けする。 * * * 榎木孝明は一九九〇年、渡辺謙の病気降板を受けて大作映画『天と地と』で主役の上杉謙信を演じることになる。監督は角川春樹だった。「角川さんは監督として厳しい方でした。どんな芝居をしても『違う!』とリテイクさせられる。吉野の千本桜の下で浅野温子さんと喋るシーンでは、そうしているうちに桜の季節が過ぎてしまって東宝の一番大きなスタジオに一本千五百万円くらいの桜の木を植えて撮影しました。 撮り上がっても、ラッシュで観て気に入らなければまた撮り直す。ある日、初めて大きな声で『オーケー! 俺が待っていたのは、それだ!』と言われました。『榎木の我が一切消えてなくなった』と。 それまでは『榎木』が一生懸命に頑張っていたんですよ。その当時でこっちは十五年くらい役者やっていますから、自分なりにプランを考えていたのですが、それはあくまで榎木個人のちっちゃい考えに過ぎない。角川さんはそうじゃなくて、上杉謙信自身がどんな魂の持ち主か表現することを期待していたんですね。『お前の芝居は幼稚園生以下だ。役者辞めろ。ついでに人間辞めろ』とか言われていましたから、本当に殺したい感覚でいました。鎧を着て小刀も本物を差していましたから、後ろから角川さんを刺す妄想をしていたり。飯も食えなくてね。結果的にそれが角川さんの狙いだったのでしょう。そこまで追い詰めてくれたおかげで、オーケーが出た芝居は『榎木』が消えていました」 翌年には内田康夫原作の角川映画『天河伝説殺人事件』(市川崑監督)で、主人公の浅見光彦を演じた。その後、テレビでも長くにわたって浅見役を演じることになる。「これはもう、『天と地と』をやりおおせたことへの角川さんのご褒美以外の何ものでもないですね。『待っていたのは、それだ』の延長線上にあると思います。 寅さんのように役者と役柄が完全に一致するという出会いはなかなかないものですが、私にとっての浅見がそうでした。 役者は役作りをしていくのが普通なのですが、最初に原作を読んだ時『なんで内田先生は俺のことを知っているんだろう』と本気で思ったくらい、びっくりするくらい自分の本質と似ていて。初めてお目にかかった時、内田先生も『そこに浅見光彦がいた』と思われたそうです。 市川崑監督は繊細な演出をされる方でした。『この時の気持ちはこうだから──』というのではなくて、『エノちゃん、中空にふっと目線を上げて、そこで優しい目をしてごらん』とか。それでこちらは分からないまま撮ってくれていて、後で観たらそれが流れ上でもうこの表情しかないようになっている。人を許す時の眼差しとか。それが監督の計算なんですね。凄い人だと思いました。迷わずに言われた通りにすれば、それがパズルとして組み合わさっていく。そういう瞬間を感じていました。 そういう下地を監督が作ってくれたおかげで浅見の存在が自分の中で腑に落ちたので、テレビに入ってからもスムーズに移行することができました」●かすが・たいち/1977年、東京都生まれ。主な著書に『天才 勝新太郎』『鬼才 五社英雄の生涯』(ともに文藝春秋)、『なぜ時代劇は滅びるのか』(新潮社)など。本連載をまとめた『役者は一日にしてならず』(小学館)が発売中。■撮影/藤岡雅樹※週刊ポスト2019年2月15・22日号
2019.02.16 07:00
週刊ポスト
『元気が出るテレビ』は2人の「天才」が組んで実現した
「刑事ドラマ冬の時代」に『踊る大捜査線』がヒットしたワケ
 1957年に誕生した日本の刑事ドラマの歴史の中で、女性警官はその役割をさまざまに変えてきた。しかし1990年代、“刑事ドラマ冬の時代”が到来する。1993年9月限りで、『太陽にほえろ!』から21年続いた日本テレビの金曜20時枠、『西部警察』から14年続いたテレビ朝日の日曜20時枠が終了。ゴールデン帯には『はぐれ刑事純情派』(テレビ朝日系)の1本のみになってしまった。 だが、ピンチはチャンスとばかりに、その間隙に新たな女性刑事が描かれた。1992年、鎌田敏夫脚本の『眠れない夜をかぞえて』(TBS系)では、31歳の田中美佐子が連続ドラマ初主演でエリート刑事・石島倫子役を演じた。映画監督の樋口尚文氏がいう。「従来の様式から離れ、シリアスな人間ドラマを描いた名作です。倫子は中学1年の時に教師にレイプされた体験や淫らな母を見て育ったことから、男性不信に陥っていた。こうした負の背景を持って警察官を志願するという設定は新鮮でした」(樋口氏) 女性刑事の内面が描かれた一作といえば、1995年の『沙粧妙子』(フジテレビ系)も挙げられる。浅野温子演じる沙粧妙子は京都大学医学部精神医学科卒業後、警視庁科学捜査研究所に就職した犯罪心理学のエキスパートだった。「妙子の恋人である梶浦(升毅)が、妙子の親友である京子(冴木かおり)を殺害。妙子は精神安定剤を飲んで過ごしていた。女性刑事の深い悩みを表現した作品でした。奇しくも、この年は地下鉄サリン事件などで社会情勢も不安定でした」(太田氏) 1997年の『踊る大捜査線』(フジテレビ系)は心理描写の流れを汲んだ上に、往年の女性刑事の設定も取り込んだ。「交通課の水野美紀さんは庶民派兼マスコット役、刑事課盗犯係の深津絵里さんはハードボイルド派に分けられる。70年代からの刑事ドラマの伝統が受け継がれていました。同時に、深津さんがストーカーに付きまとわれてトラウマを抱えるという90年代らしい女性刑事像も描かれていた」(樋口氏)『踊る大捜査線』はシリーズ化され、国民的ヒット番組となった。『太陽にほえろ!』のプロデューサーを務めた岡田晋吉氏が話す。「毎週、同じ時間帯にテレビの前に座ってもらうためには、程よいマンネリと新鮮さが必要です。また、スタッフと俳優の目指す方向性が一致した時、番組がヒットするのかもしれません」 変わるモノと変わらないモノ──。これから女性刑事はどんなドラマを見せていくのか。◆取材・文/岡野誠※週刊ポスト2018年10月26日号
2018.10.21 16:00
週刊ポスト
『元気が出るテレビ』は2人の「天才」が組んで実現した
『あぶない刑事』の浅野温子が刑事ドラマで画期的だった理由
 その時代ごとに名作が生まれた刑事ドラマでは、常に女性刑事が物語の大事なカギを握ってきた。同僚刑事との恋愛や結婚の話が絡む関根恵子や長谷直美(いずれも『太陽にほえろ!』)のような“庶民派”、一瞬で場を明るくする浅野ゆう子(『太陽にほえろ!』)や関谷ますみ(『特捜最前線』)のような“マスコット派”、本格的な捜査をする藤田美保子(『Gメン’75』)や江波杏子(『非情のライセンス』)のような“ハードボイルド派”──。 映画監督の樋口尚文氏によれば、1970年代の刑事ドラマにおける女性の役割は主に3つに分類できる。1980年代もその傾向が続く中、1982年の『女捜査官』(テレビ朝日系)はタイトル通り、女性が主人公となる。フリーピストルの五輪代表候補だった女性警官の樋口可南子と教官の樹木希林が刑事に抜擢されるという設定で、樋口がホステスに扮したりもした。翌年には『新・女捜査官』(テレビ朝日系)で25歳の名取裕子が抜擢される。大ヒットまでには至らなかったが、歴史を振り返る上で欠かせないシリーズだ。 従来の女性刑事のイメージを覆したのは、1986年開始『あぶない刑事』(日本テレビ系)の浅野温子だ。社会学者の太田省一氏が話す。「署内で、馴れ馴れしく柴田恭平や舘ひろしに接していた。つまり、女性が“紅一点”から“同僚”に格上げされたんです。折しも、この年に男女雇用機会均等法が施行。そんな社会情勢も反映されているのでは」 浅野はそれまでの女性刑事と一線を画した。橋の上で機動隊が数十人向かってくる中、1人で止めに入るシーンを演じた時には、踏み倒されて顔に大きな靴跡がついていた。企画に携わった岡田氏が振り返る。「浅野君は、コミカルな演技も平気でやるんですよ。脚本に描かれているシーンをどう演じるかは俳優さんにかなり任せていました。署内の場面はふざけないでくれと何回か言ったのですが、全然効き目がなくて大騒ぎしていましたね(笑い)」 バブル景気に沸く1988年1月、フジテレビで異色の刑事ドラマ『君の瞳をタイホする!』が始まる。キャッチコピーは“アフター5は恋が事件(ヤマ)”。捜査シーンはほとんどなく、浅野ゆう子や三田寛子など“刑事の恋愛模様”がテーマだった。「それまでのドラマは人物や職業を描いていましたが、80年代後半から90年代にかけて恋愛が中心になる。そのキッカケとなった作品です」(樋口氏) 従来の形式では視聴率が取りづらくなっていく中で、女性刑事の役割も徐々に変化していく。◆取材・文/岡野誠※週刊ポスト2018年10月26日号
2018.10.20 07:00
週刊ポスト

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