スポーツ

大坂なおみの東京五輪、金メダルどころか出場すら危ぶまれる

五輪で姿を見られるか(Sipa USA/時事通信フォト)

 自国開催の東京五輪では。JOC(日本オリンピック委員会)が30個の金メダル獲得を目標に掲げているが、実は不安の声も大きい。競泳の萩野公介ら、金メダル候補たちが次々と不調やトラブルに見舞われているのだ。

 大坂なおみ、錦織圭の男女2大スターを擁するテニスも、雲行きが怪しい。スポーツ紙デスクはこう語る。

「2月に新コーチを迎えた大坂ですが、まだコミュニケーションが取りきれていないのか、3月は格下相手に連敗しています。

 しかも大坂の場合、メダルどころか欠場の可能性もある。国際テニス連盟は、五輪と五輪の間の4年間で最低3回のフェド杯(国別対抗戦)出場を五輪のエントリー条件としているが、大坂は2回しか出ていない。4月20日から始まる今季のフェド杯は不参加を表明しており、残りは来年2月のオセアニア大会のみ。自身のツアーを優先して回避することも十分考えられ、その場合は五輪のコートに立てない」

 世界ランク6位の錦織も不調から脱していない。世界67位のフベルト・フルカチュ(ポーランド)相手に、2月、3月と連敗した。

「ジョコビッチやフェデラーといった強豪も東京五輪出場に意欲を見せている。錦織の前に立ちはだかる壁は高い」(同前)

※週刊ポスト2019年4月26日号

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