「モニュメントとして歴史に刻まれるのは、すごいこと。連覇できたことに誇りを持ちたい」 羽生結弦選手が、地元・仙台(宮城県)で五輪2連覇をたたえた新モニュメントのデザイン発表式に出席した(4月20日、日立システムズホール仙台、『羽生結弦フィギュアスケートモニュメントデザイン発表式』)。
ソチ五輪後に設置されたモニュメントに続く2基目のデザインを前に、「本当に2連覇したんだなと、感慨深い思い。じっくり比較しながら見ていただけたら」と“ゆづスマイル”を見せた。
今季はケガに苦しみ、3月の世界選手権では惜しくも銀メダルだったが、来季の“絶対王者”復活が今から楽しみだ。
「発表式に仙台に足を運んで、みなさんの前に立てること、話せることをうれしく思う。これをきっかけに仙台へ足を運んでくださるかたが増えたら」と地元愛をにじませた。
横1.6m、縦2.3mのモニュメントには、2018年の平昌五輪のフリープログラム『SEIMEI』のキメポーズが描かれた。即興で同じポーズを披露してみせ、会場に集まった約600名のファンを沸かせた。
しかし、イベントで登場したモニュメントの「Olympic」の「m」が「n」に…! まさかのスペルミスに“ズルっ”と滑ってしまったが、こちらはデザイン披露用に作った複製品。29日から設置される実際のモニュメントの表記は問題ないというから一安心だ。
※女性セブン2019年5月9・16日号