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豊臣秀吉と徳川家康の筆跡からみる2人の性格の違い

豊臣秀吉の字を分析(写真・Bridgeman Images/時事通信フォト)

 歴史に刻まれた偉人たちは、本当はどんな人だったのか。「字は人を表す」の言葉通り、筆跡からその人の性格や人柄、運気までわかるというのは、診断する筆跡診断士であり、筆跡アドバイザーとして活躍する書家の高橋史氏だ。高橋氏が、豊臣秀吉、徳川家康、が残した筆跡からその素顔を診断する。

◆豊臣秀吉(安土桃山時代の武将)が、側室の茶々(淀殿)に宛てた手紙

豊臣秀吉が側室の茶々(淀殿)に宛てた自筆の手紙(時事通信フォト)

秀吉は感情の起伏が大きい字を書いた(時事通信フォト)

【総評】「大きな弧を描く『太閤型』と呼ばれる筆跡の元祖です。外から入ってくるよいものが貯まる運を持つ筆跡として知られます。秀吉の字のサイズは大きかったり小さかったりとバラバラで、感情の起伏が大きかったことが窺えます」(高橋史氏、以下同)

【1】大きく丸い弧はカリスマ性の高い人に多く、運気が上がる筆跡として有名。弧が大きいほど、お金やいいものを引き寄せるエネルギーも大きいとされ、金運アップを狙う人は意識して大きく書くとよい。

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