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脱税で147億円支払ったファン・ビンビン 婚約者と破局

ファン・ビンビンがまたお騒がせ(EPA=時事)

 米ハリウッド作品にも出演し、国際的な人気を集める中国の大物女優で、昨年5月に中国国家税務総局(日本の国税庁に相当)によって巨額の脱税を指摘された范冰冰(ファン・ビンビン・37)。そんな彼女が最近、婚約者で人気俳優の李晨(リー・チェン・40)との関係が破局を迎えたことを明らかにした。

 ファンは中国版ツィッター「微博(ウェイボ)」で、「人生にはたくさんの出会いと別れが繰り返される。あなたが私に与えてくれた支援や愛情に感謝します」などと述べて、リーの名前は特定しなかったものの、それと分かる形で2人の別れを公表した。中国のニュースサイト「新浪網」が報じた。

 ファンは2014年公開のハリウッド映画の話題作『X-MEN:フューチャー&パスト』に出演し一躍、国際派女優と知られるようになり、2015年の米誌「タイム」で、中国で「最も有名な女優」に選ばれるなど人気は急上昇。2017年の年収は4300万ドル(約52億円)に達すると米誌「フォーブス」は報じていた。

 ファンとリーの関係が発展したのは2015年放送の中国のテレビドラマ「武則天」で共演したのがきっかけで、2人は2017年9月に婚約し、2019年2月に結婚する予定だった。

 ところが、2018年5月、中国国家税務総局がファンの事務所が脱税している疑いがあるとして捜査を開始し、10月には捜査結果を公表するとともに、ファンに対して、8億8400万元(約147億円)の罰金と追徴課税金の納付を命じた。

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