ビジネス
2019.07.13 16:00 週刊ポスト
セブン-イレブン新社長 「コンビニ飽和状態」の打開策は

コンビニは限界なのか?
コンビニは日本人にとってなくてはならないライフラインとなったが、そのスタイルは大きな岐路を迎えている。コンビニ最大手、セブン-イレブン・ジャパンはこの「難局」にどう対峙していくのか。4月に就任したばかりの永松文彦社長(62)に訊いた。
──コンビニの店舗数の伸びは明らかに減っており、セブン-イレブンも今年度計画での増加数は150店舗と40年ぶりの低水準です。既存店の売上高も伸び悩んでいる。すでにコンビニは飽和状態で、そのビジネスモデルは限界なのでは?
永松:店舗数の増加を抑える一方で、既存店への投資を上積みしています。これまでは設備投資の6割を新店投資が占めていましたが、2019年は約8割を既存店への投資に向け、FC加盟店の競争力を高めてオーナーを支えていく。
いわば「意思のある踊り場状態」ですが、私はコンビニ業界が飽和状態にあるとは考えていません。これまでの「近くて便利」のコンセプトをさらに追求させていけば、今後もコンビニへの新たなニーズを見出せるはずです。
たとえば2013年から売り出した1杯100円のコーヒー「セブンカフェ」は、今も1店で1日あたり100杯ほど売れており、デザートやサンドイッチなど他の商品の併売にも繋がった。このような商材や新サービスのニーズを探し出し、商品開発できるかどうかがこれからの勝負です。特に現在の主力顧客層である50代の方々に訴求力のある商品を探していきたい。
関連記事
トピックス

小倉優子、まるで20代のルックス「12分5万円」のエステ効果か
女性セブン

眞子さま結婚問題「天皇皇后両陛下と小室さんは一生会わない」事態も
女性セブン

ジャニーズJr.22才定年の衝撃 芸能界に「年齢制限」はあるのか
女性セブン

三浦春馬さん “東京の両親”が告白「彼とファンに救われた」
女性セブン

小4交通事故死 現場から30分の病院搬送は「たらい回し」だったのか
女性セブン

「とくダネ」後番組MCの谷原章介 大争奪戦で朝の顔に決まるまで
女性セブン

嵐・松本潤と相葉雅紀、極秘会食 2人だけで22年間の打ち上げ
NEWSポストセブン

美智子さまに隔絶生活の弊害か 心配な「こわばる指」「微熱」
女性セブン