ソーセージなどの加工肉も、大手メーカーの商品が3週間程度持つのに対し、「完全無添加」の商品は5日程度と大幅な差がある。それは、「発色剤(亜硝酸塩)」の有無が理由だと食品ジャーナリストの郡司和夫さんが言う。

「発色剤である亜硝酸塩は、体内でニトロソ化合物という発がん性物質を生み出すことがわかっています」

 とはいえ、加工肉は必ずしも「無添加」が優れているわけではない。食品の保存・加工を研究する元東京農業大学教授の徳江千代子さんが指摘する。

「亜硝酸塩は、食中毒の原因となるボツリヌス菌の繁殖を防ぎます。添加物なしの加工肉は、食中毒を起こすリスクも考えておくべきです」

 加工肉に関しては、食べる機会を減らすことが最善策と言わざるを得ない。

 賞味期限は、あくまで「おいしく食べられる期間」であり、よくも悪くも、それだけに縛られすぎてはいけない。本当においしいものを安心して食べるためには、商品を見極める力を自ら養っていくことが欠かせない。

※女性セブン2019年7月25日号

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