厄年を乗り越えた生島ヒロシ氏(写真/共同通信社)
精神面を整えることも大事なことだと生島氏は語る。
「60代は人生のなかでも一息つける時期と思っていましたが、実際にはまったく気楽ではなかった。独立したはずの子供のリストラや離婚、孫の引きこもりや親の介護など、思いもよらないトラブルが生じるのがこの年代です。そうした“災”が次々と起こり得るとの自覚を持ち、生活をスローダウンして61歳厄年に備えることが大切でしょう」
信じるか信じないかは人それぞれだが、構えておくことは無駄ではないはずだ。
※週刊ポスト2019年8月9日号