反日運動は日に日に激しさを増している(時事通信フォト)
「側近も日本に長期滞在するなど、文大統領のまわりは日本好きが集まっています。文大統領自身、寿司が大好きで、6月の大阪サミットでも寿司をたくさん食べていたそうです」(黒田さん)
つまり、文一家は家族ぐるみで“親日”という一面を持っているのである。
日本好きのわけは、その生い立ちにあるという。
「文大統領は釜山の学校を出ていて、選挙区も釜山です。地理的にも日本に近く、町そのものが親日的な地域。『さしみ』や『あじ』『あなご』などは日本語としてではなく、日常の言葉として定着しているほど」(黒田さん)
日本文化が染みついているという文大統領は、なぜ反日的な政策や発言を繰り返すのか。
「皮肉なことに、韓国では『反日』や『日本叩き』は『愛国のシンボル』とされています。今は徴用工問題が経済問題にすり変わり、韓国は日本にいじめられている“被害者”だと主張している。過去の日本の統治・支配時代の歴史と重ね、“また日本はわれわれを侵略している”と言い出している。これは文大統領にとって、支持率アップに直結する大きなチャンスなのです」(黒田さん)
文大統領の“口撃”は、はたしてどこまでが本音なのだろうか。
※女性セブン2019年8月22・29日号