どうしても都心に泊まるならカプセルホテルなどの選択肢も
どうしても都心の宿泊施設の予約を済ませたいということであれば、カプセルホテルやホステル(ゲストハウス)といった簡易宿所、クオリティ民泊といった選択肢もあるだろう。ただし、まだ1年後の五輪期間の予約受付を開始していない施設もある。また、プライバシー性など一般のホテルと比較して条件の異なる業態なので、許容できるかの検討も必要だ。
また、都心での好立地施設も多いレジャーホテル(ラブホテル)は、ビジネスプランや女子会など一般ユースを取り込む施設が増えている。一般の宿泊予約サイトに掲載される施設もあるがごく一部。ゆえに未知数の宿泊施設のカテゴリーといえる。五輪ホテル不足問題を契機に予約できるようにしたいという施設も出てきている。
レジャーホテルは軒数としてもボリューム感があるので今後の情報提供などに注目だ。ただし、基本的に客室スペースの提供に特化した業態ゆえ、窓の採光がないなど特有の閉塞感がある施設も多く検討の際には留意したい。
五輪ホテル不足問題がクローズアップされたこともあり、今後は好立地など良い条件のホテル競争率、宿泊料金がますます高騰すると予測される。ただし、これから供給される施設や予約をスタートするホテルも相当数あるので、混乱に乗じた高騰料金などに注意しつつ、こまめに情報収集することは肝要だろう。
五輪開催時は「ホテル不足問題」で大混乱か