和歌山県の主婦(56才)は「食品ストック」が悩みのタネと打ち明ける。
「主人の実家でいちばん困るのは、85才になる義母がため込んでいる食料品です。冷蔵庫や納戸には頂き物や買いだめ品がギッシリですが、賞味期限ギリギリや賞味期限切れのものばかり。毎食の食卓には賞味期限切れのおかずや調味料がズラリと並び、義母の目があるので食べないわけにいきません。賞味期限は多少過ぎていても健康に影響はないといわれますが、滞在中の食事は本当に憂鬱です」
毎年の出費が負担と語るのは埼玉県の主婦(52才)。
「九州の田舎にある夫の実家に帰省するたび、ご近所や親戚一同に配るお土産代が近所3000円、本家5000円と積み上がり、毎年10万円ほど必要に。納得がいかないのは、血縁でもない義母のお友達にまでお土産を配ること。一度義母に理由を尋ねたら『あなたがいい嫁と思われるよう、私があえてそうしてあげているのに』といかにも不愉快そうな顔で返され、思わず言葉を失いました」
生活習慣の違いも大きなストレスになる。
「私たち夫婦は完全な夜型生活ですが、夫の実家は毎朝5時起床。帰省した際は義母がつくる朝食を6時半に寝ぼけ眼で食べ、正午きっかりに昼食スタート。普段から1日2食の私は朝と昼に食事をするのはキツイのですが、食べないと義母がものすごく不機嫌に。いつの年か『お昼ご飯はあまり食べられません』と言ったら、『もう何も召し上がらなくて結構!』と冷たくあしらわれて私のお箸やお茶碗を出してもらえなくなり、夜中にコンビニのおにぎりをこっそり食べて凌ぎました」(大阪府・48才デザイナー)
千葉県の会社員(42才)を苦しめるのは「トイレ」。
「夫の実家にはトイレが1つしかなく、しかもリビングから直接トイレの扉を開けるタイプのため、音やにおいがダダ漏れ。年配の義父母や夫、子供たちは構わずトイレを使いますが、所詮他人である私はそうもいかず、実家滞在中はひたすら尿意や便意をがまんして、皆が寝静まった深夜にこそっと用を足しているんです(笑い)。とはいえ、年配の義父母がいつ起きるかわからず気が抜けないので、毎回便秘になり、帰りの車中でパンパンに張ったお腹をさすって『今年も修行によく耐えたね』と自分を褒めてあげます」
※女性セブン2019年9月5日号