「14年かけて開発され、昨年には新嘗祭に献上される新穀にも選ばれました。ササニシキのような優しい味が好みの人におすすめです」(市野澤氏)
同じく“あっさり派”に人気なのが「五百川(ごひゃくがわ)」(山梨)だ。
「生育期間が3か月と他の品種に比べて短期間であるため、夏期においしい新米を食べることができます」(市野澤氏)
デビューから5年目を迎える「青天の霹靂」(青森)も、令和でのブレイクを予感させるという。
「年数を経るごとに確実に評価を上げてきている。以前は味が薄い、物足りないという評価があったのですが、ここ数年の改良でリピーターが増えています。青森県がテレビCMで『さっぱり』をアピールしたことで認知度が上がりました」(西島氏)
※週刊ポスト2019年9月20・27日号